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「残暑」とかいう実態に合わない語彙でなく、夏後半と呼ぼう

真夏の暑さが続いて嫌になりますね。
立秋どころか秋分も真夏の暑さになりそうです。

立秋からも九合目の暑さ

私は立秋に「立秋からも九合目の暑さ」であると述べています。

立秋から涼しくなり始めるなんてありません。
ほぼ山頂の暑さが続くのです。

山頂まで行く暑さが立秋まで。
山頂から帰る暑さが立秋から。
どちらにせよ山頂に近い九合目の暑さです。

立秋からの暑さは残暑と呼ばれます。
厳しい残暑のない季節なんて元々ないのです。

行きの九合目も厳しい。帰りの九合目も厳しい。
来週も先週並みの暑さであるのが立秋です。

立秋の「前後」が九合目の暑さです。
立秋から秋の涼しさになることはありません。
帰り道の九合目の暑さは続くのです。

上記拙稿より筆者引用。

嫌というほど続いていますよね。

秋分も夏である

今年は秋分(9月22日)も暑いのです。

秋分(9月22日)の入りの日(9月19日)の暑さが既に予報されています。

今年は「過去一番の猛暑」なので猛暑日の記録が更新されることも十分あり得ます。

なお、猛暑日の最も遅い記録は、東京都心は9月12日(1942年)、名古屋市は9月16日(2023年)福岡市は9月20日(1998年)、大阪市は9月22日(2007年)です。
名古屋市は来週18日水曜も35℃の予想で、過去の猛暑日最晩記録を更新する可能性があります。

上記リンクより筆者引用。

「更新する可能性」とありはします。
が、愛知県はほぼ確定でしょうね。
東京都や福岡県の更新もあり得るでしょう。

これはあくまでも猛暑日の予想なので、真夏日はほぼ確定と思って良いでしょう。

秋分は夏です。(断言)

今年は秋にはならない

上記リンクにはこうあります。

9月下旬頃になると、前線の影響を受けて、雨の降る日が増えるでしょう。
猛烈な残暑の続く関東以西でも、このあたりから、最高気温が30度に届かない日が出てきそうです。ようやく少しだけ秋風を感じられる日が増えてくるでしょう。

上記リンクより筆者引用。

秋分(9月22日)頃になると、秋雨で秋風。

嘘ですね。
29℃で雨が降ったら蒸し暑くて敵わないです。
雨がやんでから風が吹いたところで夏ですよ。

25℃以上は夏日なんです。
30℃以上が真夏日。35℃以上が猛暑日。

大事なことなのでもう一度言います。
25℃以上は夏日なんです。

「ようやく少しだけ秋風を感じられる日」なんて来るはずがないのです。

9月中は最高気温が24℃になりませんからね。
夏の熱風は秋風ではありません。

残暑と呼ばず夏後半と呼ぼう

厳しい残暑が続くのは大前提なんです。
立秋からの暑さは何℃でも残暑と呼ばれます。

「残暑が続く」なんて、もうやめにしませんか。
猛暑日の熱中症対策を呼びかける際に、残暑では秋のようなイメージになってしまいます。

熱中症による死亡を防ぎにくくなってしまう。
それではいけないのです。

残暑と呼ばず、夏後半と呼びましょう。
秋の味覚アイスなんて、夏後半アイスで十分。
そもそもアイスを食べている時点で夏なんです。

秋の新商品。明治エッセルスーパーカップずんだ。
筆者私物。完食済み。無断転載不可。

秋の新商品と言ったところでアイスですからね。
豆でも栗でも芋でも。アイスはアイスです。

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