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30年続けてこれたのは・・・


 まちづくりについて書き留めなきゃと思い始めてはや数年

 正月明けにどこかに出掛けようと妻にオファーして、美術館の企画を探してもらい、ふだん行かない砧公園を散歩するのがイイと選んだ世田谷美術館の「祈り・藤原新也」展。インドやバリなど世界を放浪して撮影した写真、その脇には心から染み出た言葉が添えられていた。視覚だけでなく、五感に響いたことを表現してあって、とても感動した。
 僕にもこのぐらいエネルギッシュに行動したことがあったな、街を歩くときに感覚を研ぎ澄ませていたなと、自身を振り返りながら作品をじっくりと鑑賞した。

 そして、ふと note 書き始めようと奮い立った。

 最終的には、書籍になると嬉しいけど、まずはネタを書き出してみよう。

 まちづくりのトピックの移り変わり、こだわった姿勢、手本にした街のこと、仲間との出会い・・・30年分の記録と記憶を洗い出してみよう。実家に保管してあるスライドを一枚一枚眺めながら、まちづくりニュースレターを読み返しながら、旧友と語らいながら・・・

 毎日一話ずつ、少しずつ書き出す。

 2023年の愉しみがスタート!

祈り・藤原新也」展の作品のひとつ(撮影許可あり)

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