Coupe du Japon #2 びわ湖高島ステージ レースレポート
国内MTB公式戦の「Coupe du Japon(以後CJ)」第2戦びわ湖高島ステージのレポートです。第1戦の菖蒲谷には参加してなかったので、個人的にはCJ開幕戦となりました。
CJ参加経験の無い方にも雰囲気が伝わる様、色々補足入れたら、文字数が多くなってしまった。。長文スミマセン。
日時:2022年5月4~5日
会場:滋賀県高島市朽木スキー場(3,100×5Laps)
天候:晴れ、気温29℃、路面ドライ
リザルト:アドバンスクラス 6位/21人
コースはスキー場の斜面を登って&下っての繰り返しを5周。
下画像マップ右側④以降のシングルトラック以外は大小の岩が転がっているガレ場なので、パンクや落車のリスクが常にありました。
シンプルなレイアウトなので、テクニックが問われることは少なく、ひたすら登りの体力と下りの勇気が求められるコース。得意です。
1日目(前日練習日)
CJは1日目が試走、2日目がレースというスケジュール。2日目の朝も短い試走時間があるので、その気になれば日帰り参加も可能です。
昨年までは前日練習をやり過ぎると疲れが残るので、早めに切り上げる事が多かっけど、今年は方針を変更しなるべく多くの時間を使ってみました。
ダラダラと何周も走るというより、1~2周ずつメリハリをつけて走行して、セッティング変更したり、ポイントとなりそうなセクションは自転車を降りて歩いて観察したり、コースの習熟度を高める事を意識しました(今さらかよ!?と諸先輩方には突っ込まれそうですが…)。
今回のコースはガレ場の下りセクションは時間と共にラインが出来てくるので、試走終了の間際まで残って試走するメリットは大きかったと思います。なお、自分はパンク(1回目)のため、最後の1時間はほとんど走行出来ませんでしたが。。
2日目(レース招集前)
これまでレース日の朝はホテルでゆっくりして、正午前の重役出勤がルーティーンでしたが、今回は妻もオープンクラスに出るので(大人げなくチビッ子を引き離し、優勝w)、朝イチから会場入り。時間に余裕があったので、バイクの整備などに時間を使えて有意義な時間となった。
気温が上がりそうなので、朝から補水・補給をしっかりする事と、日陰の待機場所を確保し、日焼けによる体力消耗を防ぐ事は心がけた。
ウォームアップは通常通りスタート時刻の60分前から25分程ローラー。通常(エリートクラスを除く)、XCOはCX程にはスタート直後の強度は高くないので、低強度~中強度を中心に(これが結果的に失敗だったかも)。
アップ中のタイミングで、後輪が再度パンク…。隣にたまたま居た轍屋の店長に図々しくタイヤ交換をお願いする。レース直後にも関わらず、対応くださり感謝。CXでは同じC1のライバルなので、冬場に同じ状況だったら、戦略的に断られたかもしれないので、秋~冬は他の人に頼もうと思うw
レース(アドバンスクラス)
スターティンググリッドはランキング順。今期初戦かつ昨年は別カテゴリーなので、最後列に並ぶ。チームウェアが間に合わず、ファクトリーレーシングレプリカを着用(いちおうスペシャライズド自由が丘の所属だから、セーフ?)。
目標は2位以内で昇格する事。某フォトグラファーの事前の優勝予想に挙げられたり、会場の仲間からも「このコースなら登坂力だけで昇格出来るでしょ?」なんて有難いプレッシャーを頂く。
が、スタート地点でメンバーを見渡すと、半数以上が知っている人達。という事は元エリートかマスターズ上位勢が大半。さらにロードでJプロ走っている人(結局その人が優勝)も居るし…。厳しいレースになる事とは必須。
スタートは良く、1コーナーでは2番手と理想的な位置取りも、一つ誤算が生じる。
昨年までのマスターズクラスの中では、自分は登りが速い人の認定がされていたのか?皆様大人なレースの入りをしていたのか?登りで自分を追い越してくる人は少なく、スタート直後にペースが上がる事は少なかったと思う。
いつも通り最初はゆっくり登ってペースメイク…と思っていたら、隣から若そうな3~4人がゴリゴリに上げて追い越していく。
昨年までとは大きく異なり、1周目から殴り合いの展開。辛い60分になる事を覚悟するも、先行した数名は明らかにオーバーペースと思われ、またマークしていた数名の選手は後ろにいたので、前に行った数名は見送る。
まずは無理せず余裕のあるペースを維持して、2周目以降にペースを上げていく戦略に切り替え。1周目を7~8番手くらいで終える。
2周目に入ると、最大のライバルと見ていた選手が合流。
マスターズ時代は毎回負けていた相手で、久々の対決で成長を見せたかったけど、全く付いていく事が出来ない…。久々のXCレースのためか、心拍が安定せず、全く追い込むことが出来ない。。
3周目以降に状態が改善する事は無く、ペースが落ちる。フィードの掛け水で少し回復したので、もしかしたら熱中症気味だった?
最初から体を冷やしていれば違う結果があったかも知れないけど、頭が回らず、レース感が鈍っている事を痛感。
昇格も表彰台の可能性も無くなり、集中が切れたと感じた最終周回は、ペースを緩めて安全にゴール。
こんな自分にも会場の至るところでご声援を頂き、感謝です。特にキツいクライムセクションでの応援・ガヤは本当に励みになります!
当初の目標には届かなかったけど、ポイントはそこそこ稼げたので、次戦はある程度前方のグリッドからスタート出来そう。
来週の八幡浜はスキップして、6月の石川県白山一里野では昇格できるように準備します。
使用機材・セッティング等
Bike: S-WORKS EPIC SRAM AXS 29
Tire: S-WORKS FAST TRAK 2BR T5_T7 F2.35(1.30Bar), R2.2 (1.35Bar)
Helmet: S-WORKS PREVAIL VENT HLMT
Hair accessory: HALO Bandit Air
Eyewear: Oakley SUTRO Lite PRIZM Sapphire
Jersey: Specialized SL SHORT SJEEEVE JERSEY TEAM
Glove: Specialized Renegade GLOVE
Sox: Specialized PRIMALOFT LIGHTWIGHT TALL SOCK
Shoes: S-WORKS Recon