面接での効果的な質問とは?
こんにちは。
私は新卒面接をしていると難しいなと感じることが多々あります。
たとえば中途のように「法人営業経験が3年ある」などがないため、その人がどのレベルなのかがいまいちよくわからない。なんてこともありました。
ただ、ちゃんと深く質問をし取り組み難易度を知ることで、今の自社に必要な人材なのかどうかを見れるようになったと思ってます。(完璧ではないですが)
取組み難易度を確認する
これは、自社で求めているレベルが、候補者の「当たり前」~「瞬間最大風速的にがんばった」の、どのあたりに位置するのかを確認します。
間違いやすいのが、「自分が求めるレベル」ではなく、「自社が求めているレベル」です。
たとえば、「頑張ったこと」を質問で聞いた際に、以下のような回答を得られたとします。
これで、わぁ、地区大会で優勝はすごいね!頑張ったんんだね!で終わらせるのではなく、この方の「取組み難易度」を確認するための質問をします。
どんな質問をして難易度を聞き出すか
ではどんな質問ができるかを考えてみると、以下のような質問をすることが考えられます。
日本的チームワークバイアス
一つ例を挙げると「困難を乗り越えられた理由を教えていただけますか?」
という質問をしたとします。
その質問に対しての返答が以下のような場合はいかがでしょうか。
文章で読んでしまうと、ちょっと違和感あるかもしれませんが、もし面接時に自信たっぷりとこの回答をしてきた場合、日本的なチームワークという美談バイアスがかかってしまうかもしれません。
その結果、「なるほど、みんなで協力して乗り越えたんだね。」とかで終わってしまうかもしれません。
取り組み難易度を知ることを目的とした場合、「周囲のみんな」は正直どうでもいいんですよね。
「○○が大事だと学びました」
「□□の重要性に気づきました」
正直これは、私の息子(小学1年生)だって学びますし気づきます。
そうではなく、
・どんな役割をはたして、成果(結果)に貢献をしたのか?
・実際何が出来るようになったのか?
ここが知りたいですよね。
こういった質問をすることで、以下のような回答が出てくると、またその人の取り組み難易度がわかり自社のレベルと合うかどうかの見極めができると思います。
最後までご一読いただきありがとうございます。
これから面接を始める方含めて、この記事がお役に立ちましたら幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします!