退職金大増税?
今の税制は昭和に作られているため、令和の現代と合っていない税制が多々あります。その1つが退職金に関する所得税かと思われます。基本的に40年、終身雇用で勤めることを前提としているため、勤続20年超から控除額がアップします。具体的には控除額は勤続20年以下の場合は年40万ですが、20年を超えると年70万になります。
2023/4/12、新しい資本主義実現会議が開催され、2023年6月までにまとめる労働市場改革の原案が示されております。その中で、上記退職所得控除の長期勤続者に対する優遇措置の縮小を検討していることが明らかになっています。
まだ政府の「骨太の方針」は発表されていませんが、現時点で話題になるということは、令和6年度税制改正に盛り込まれる可能性が高いかと思われます。退職金を直近で受け取られる可能性がある方は、改正の動向にご留意頂ければと思います。
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