#2 勉強が大嫌いの幼少期
子どもの頃から学校の勉強が死ぬほど嫌いだったのですが、
ウチは個人事業主でしかも僕は長男。
月末の資金繰りや不安定な個人事業主の業務に疲れ果てていた両親は僕のことをなんとか安定している公務員か大企業に就職させたいと考えてたらしく、
なんと3歳で佐賀大学教育学部の附属幼稚園をお受験させてたよう(本人は記憶にない)です。
両親の夢は僕を自衛隊に入隊させて国を守る立派な人間になってもらうこと。
その思いが名前に反映されているわけです。
将棋、将軍、大将の「将」
安らかに、世の中を安泰にするという意味のある「靖」
これで「まさのぶ」と読みます。
ですので物心ついた時にはすでに名門附属幼稚園生。
そのまま附属小学校 → 附属中学校(高校は附属がない)とエスカレーターで進学することになるのですが、
附属小学校からのお受験は狭き門、附属中学校からはさらに狭き門、それを勝ち抜いてきた優秀なクラスメートに囲まれ、僕の成績は常にドン底で365日毎日成績のことで両親から叱られてた思い出しかありません。
中間テストや期末テスト以外に突如抜き打ちテストなんてのもしょっちゅう。
どうしても点数を親に見せられず、制服のポケットに隠していたのを発見され、めちゃ叱られたことなんてこともありました。
「どうして勉強しないの!!!」
と言われましても、やる気にならないものはやる気にならないし、やったところで頭にも入るわけもないし。
と思いつつも、「どうして」と言われましても説明なんて出来ませんし、説明したところで受け入れてもらえるわけもないわけで。
勉強をしないと良い会社に入れなくて良い人生が送れないだなんて、そんな人生なんて無い方が良いのではないかとすら子ども心に考えさせるほど僕にとっての学校生活は苦痛の毎日でしかありませんでした。
僕は昭和48年生まれの第二次ベビーブーム世代です。
この時代は良くも悪くも完全競争社会。
そして偏差値至上主義だった名門附属中学校に通ってた僕の周りは、良い大学には行かないと人生終わるぞ的な雰囲気があり、
その雰囲気だけでなんとなく県立の普通高校(附属の高校はなかった)に進学し、
なんとなく大学受験ということになってしまったのでした。
進路指導で唐突に言われた高校2年生、
「で、将来何になりたいの?」
「何になりたいかでどの大学に行きたいかを選ぶんだよ」
と言われて面食らってました。
今まで「夢なんか見るんじゃない!」みたいな教育でひたすら偏差値至上主義で勉強勉強で社会勉強となるアルバイトすらさせてくれなかったじゃないか!
あるわけない
と言ったところで時すでに遅し。
全く勉強をせず気配を消してただただ無難に無難に学生生活を送った僕にとっては当然将来の夢もなく、
かといって学力もなく、
でどこの大学?と言われても希望もなく、
といってもそもそも大学に受かる成績もなく、
だからといって就職する気もなければ就職させてもらえる雰囲気でもなく、
無い物づくしのわからない高校3年生の状況でした。
そんな中
「これ面白そうだな」
と初めて思ったのが「法学部」だったのです。
大学は福岡大学の法学部を受験しました。
もちろん当然のごとく福岡大学法学部は通りませんでして、
全然違う大学の商学部に行くことになるのですが。
なぜ商学部なのかという質問に関しては
「たまたまそこに通ったから」
であって、何がしたいというのも全くありませんでした。
ただ通ればいいや的なやっつけでした。
だって僕は無い物づくしでしたから。
最初から法律が好きとわかってたなら
法律の道に進むべく全ての行動を法律の専門家用に組み立てて学生生活送っただろうに。
少しは勉強もしただろうに。
ですので次の人生では弁護士を目指すと心に決めてます (笑)
余談ですが3回目の人生ではラーメン屋をやると決めてます。
なんでラーメン屋かはまた今度。
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第1話 プロローグ(序章)
第3話 アルバイトで発見した新たな自分
第4話 ねずみ講で警察に連行された
第5話 大手ネットワークビジネスの会社 ニュースキン登場
第6話 今度は最大手のアムウェイ登場
第7話 業界で急成長中のneways登場
第8話 neways行政処分の衝撃
第9話 保険の外交員になり、金融商品取引法を学ぶ
第10話 月利3%のFXの会社に転職
第11話 なんと詐欺師の会社だった
第12話 大元の会社に助けてもらう
第13話 ここも詐欺師の会社だった
第14話 危機一髪 被害者を救い出す
第15話 警視庁24時(TV番組)に当事者が登場
第16話 山田、スポーツブックアービトラージに挑戦
第17話 次は香港で海外投資?
第18話 偽装通貨で大損した人続出
第19話 勉強するしかない
第20話 これから副業を始めようという方へ
第21話 何をしているのかわからない息子
第22話 両親から託された夢の実現へ