1度目の転職の話
私は初対面の人に「よく9回も転職できましたね」と
言われることが多いです(当たり前か・・・)
でも今となっては、転職した理由を思い出そうとしても、
古いものでは20年以上経ってますので、すぐには思い出せなく
なってきました。
この機会にnoteに残しておこうと思います。
■新卒で入社した会社
私が就職活動していた1995年は就職氷河期でしたが、
私は名づけ親が就職先を紹介してくれると言って
もらっていたので、ほとんど就職活動しませんでした。
紹介していただいて入社した会社は、
大手家電メーカーの協力会社で社員50名ほどの中小企業でした。
今思うと、少し変わった会社だなと思います。
どこでそう感じたかというと、
お給料日に「お給料頂きましてありがとうございます」
と朝礼で社長に言わなければならない。
私は初めて勤めた会社でしたので、
そんなものだと思っていましたが、
転職を重ねるごとにお給料日のお礼を言う会社は
無いということが分かりました。
また、オーナー企業特有のオーナー至上主義もあって、
社長の言うことは絶対逆らえない。
業績も良くなかったので、昇給も賞与もなく、
社内には閉塞感が漂っていました。
しかも給与がそれほど高くないので、副業やMLMを
している人も多く、上司からMLMの勧誘をされたりしました。
そのような感じなので、私が仲良くさせていただいた方は
次々と転職していきました。
「早く転職したほうがいいよ」という言葉を残して・・・。
私は名づけ親のご紹介で入社させていただいたので、
そう簡単に辞めることはできず、もやもやしていました。
■転職のお誘い
そんなある日、母の妹である叔母さんから連絡があり、
自身が勤めている会社で営業社員を募集しているから
応募しないかと勧められました。
その会社は輸入時計の卸売りをしている会社で、
海外との取引や大手GMSとの取引があるので、
やりがいはあるとのこと。
その時は営業から異動して経理の仕事をしていましたが、
また営業の仕事をしたいと思っていたことと、
英語を使った仕事をしたいと思っていましたので、
渡りに船とばかりに早速面接に行くと、
あっさりと内定を頂きました。
■退職
転職することを名づけ親に伝えに行くと、
「今は気に入らないことが多いと思うが、あそこは人材がいないから何年かしたら次期社長の片腕として活躍できる。もう少し辛抱できないか」
と引き留められましたが、自分の気持ちを優先し、
3年6か月お世話になった会社を退職しました。
今となっては名づけ親の言っていることは理解できますが、
あの当時は早く辞めたいという気持ちが強かったです。
でもその会社で妻と出会ったので、入社して良かったです。
ではまた。
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