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人気国家資格"宅建"に独学で合格した勉強法!


はじめに

宅建士試験は、毎年20万人近く受験することからもうかがえるように、非常に人気の高い国家試験です。私は2024年度(令和6年度)の宅建試験に合格しました。しかし、その道のりは簡単なものではなかったです。転職した先の必須資格ということで昇給にも影響するため、「何がなんでも合格しなければいけない」というプレッシャーにも打ち勝ち合格することができました!

この記事では、私が独学で宅建試験に合格するまでの過程とどんな教材・ツールを使用し、どのような方法で勉強したのかをまとめています。

本記事の最後に、勉強をサポートしてくれる素敵なプレゼントもご用意してます!

(転職を検討されてる方はこちらの記事もどうぞご参照ください)

独学で合格すると覚悟を決める

まずはじめに、宅建の本試験に独学で合格するには、一般的に300時間程度の勉強が必要となると言われています。難易度の目安としては日商簿記2級よりは難しく、行政書士よりは合格しやすいというのが一般的な見方です。

仕事や学業、家庭と両立しながら学ぶ人が多いことから、資格の学校や通信講座を勧められることも多く、独学で合格するのはハードルが高いのでは?と思う方も多いかもしれません。しかし「絶対合格する!」という強い覚悟を持ち、様々な誘惑に打ち勝ち、勉強時間をしっかり確保することで私のように独学で合格することも可能です。(実際、試験の申し込みはしたけど当日、試験会場に足を運ぶことすらせずに諦める人が20%いる試験なので自分との戦いに勝てるか否かも重要なポイントです)

5点免除(登録講習)の安心感はお守り以上

宅建士試験は4択のマークシート方式で出題され、問題数は全部で50問、50点満点の試験ですが、合格率が例年15~17%程度で推移しており、合格ラインは31~38点程度と合格するのは簡単ではない試験になります。合格率を一定に保つため、年度によって合格ラインが変動します。

出典:TAC「宅建の合格率は?難易度は?」

登録講習とは、宅地建物取引業に従事している方(従業者証明書をお持ちの方)のみ受講することができる講習で、2日間の講習を受講し修了試験に合格することで、50点満点の試験のうち試験の一部(5問)が免除されるというまさに"チート級の特権"

免除されるのは例年次の2科目
①宅地及び建物の需給に関する法令並びに実務に関する科目(問46〜48)
②土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関する科目(問49・50)

1点に泣く受験生もいる中、5点も点数がもらえるというだけでも十分すぎるメリットだが、5問分の過去問を解く時間と暗記に費やす脳内のキャパを削減できることが何よりのメリットだと私は感じました。多少の出費は発生しますが、他の45問に割ける勉強時間をお金で買ったと考えると安い出費です。


私が使用した勉強ツールのご紹介

私が使用した勉強ツールは①市販のテキスト②市販の問題集③無料のYouTube④無料のスマホアプリの4つです。私のように「タイパとコスパ」を重視したい方は、参考にしてみてください。登録講習を申し込むとテキストが一式送られてくるのですが、文字ばかりで理解しづらい&A4サイズで持ち運びに適していないという点から後述しているテキストをメインに使用していました。

1.テキスト

①わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト
→丁寧な解説で理解して問題を解けるようになる!過去12年分の本試験出題箇所に出題年度表示!初学者必須のテキスト!

2.問題集

②わかって合格(うか)る宅建士 分野別過去問題集
→頻出問題を分野別に網羅できるので、理解不足な箇所が分かる!「頻出、ひっかけ、難」マークで選択肢の理解も深まる!

③出る順宅建士 当たる!直前予想模試
→全模試4回分の無料解説動画、全800肢に重要度ランク付き!現段階の実力チェックが可能なWEB無料採点サービスも!

④本試験をあてるTAC直前予想模試 宅建士
→段階的にレベル構成した予想模試、試験直前に重宝する「頻出事項 総まとめ」「法律改正点・最新統計」も付属!

⑤出る順宅建士 過去30年良問厳選模試
→②③④の問題が完璧になり、+αで問題を解きたい方向け!初見問題を効率よく減らすのに最適!

3.YouTube

⑥あこ課長の宅建講座
→学校の先生並みに基礎を分かりやすく丁寧に解説している

棚田行政書士の不動産大学
→苦手な人が多い分野や問題を分かりやすく解説している+覚え歌も多数

4.スマホアプリ

⑧スタケン
無料で10年分(約2,400問)の過去問を解くことができる神アプリ!


合格までのロードマップ

1月〜6月

年末年始と三ヶ日はのんびりとした時間を過ごし、仕事始めや学校が始まったら宅建試験の勉強も少しずつスタートしていきましょう!
宅建試験を初めて受けるという方は、半年かけてとにかく基礎知識を固めていくことが大切です。過去問はどんな問題が傾向として出ているのかをチェックするのに1回分くらい解いてみるのもいいですが、無闇に過去問を解いて解説を読んで•••という勉強方法は宅建試験においては適してないのでお勧めできません。まずは下記の手順でとにかく"基礎固め"を徹底してください!

  1. テキスト(①)とYouTube(⑥⑦)で概要を掴む

  2. 分野別過去問題集(②)

  3. 学習した分野の問題をスタケンで解く(⑧)

自分に合ったYouTubeを見つけて、視覚と聴覚を使って基礎内容を頭に入れていきます。テキストにもラインを引いたり、書き込みをしながら自分オリジナルの教材を作っていきましょう。1回で理解できなかった分野や時間が経って忘れてしまった分野は2回、3回と上記の"基礎固め"の手順で繰り返し、記憶に定着させていってください。
6月終了時点で7~8割程度の理解度まで持っていくことが理想的です

普段勉強をしていない方も3ヶ月継続することで習慣化できるので、記憶に定着しやすくするためにも毎日少しでもいいので勉強するということを習慣化していきましょう。ラストスパートも大切なのでこの時期はあまり自分を追い込みすぎず、時には息抜きをしながら勉強を継続していきましょう!(私は飲みに行ったり、好きなアーティストのライブに行ったりと息抜きをすることで勉強することを苦とは思わず継続することができました)

7月〜9月

前述したように宅建の合格点は31点〜38点と例年ばらつきがあるため、7割(35点)取れたからといって決して安心できる点数ではありません。そのため、試験前までに過去問で安定して8割(40点)以上の点数を獲得できるように仕上げていく必要があります。そのためには下記をとにかく反復することが必要です!

  1. 出る順宅建士 当たる!直前予想模試(③)

  2. 本試験をあてるTAC直前予想模試 宅建士(④)

  3. 移動中などの隙間時間にスタケンで問題を解く(⑧)

半年間の勉強の成果をチェック!過去問(③④)をまずは1周しましょう!1周目で35点以上取れていればかなりいい状態、半年間しっかりと復習をしながら勉強してきたと言えるでしょう。30点以下の人も全然焦る必要はないです。私もこの時点ではたまに30点を超える程度で、ほとんど初見の過去問は20点代でした。「なぜ間違ったのか、どの分野の理解度が弱いのか」自分の苦手分野や記憶が定着してない箇所を把握して理解度を高めていくことが大切です!過去問は最低3周!

1周目•••間違った問題に印をつける
2周目•••全ての選択肢を○×で判断しながら問題を解き、完璧に理解できてない問題と間違った問題に印をつける
3周目•••印がついている問題を解く

・間違った分野、選択肢の数字(○ヶ月以内、○m以上等)、〇〇地域や〇〇価格の説明文の理解が曖昧といった箇所をテキスト、YouTubeで復習する
・「選択肢のどこが誤っていて×なのか」「どう修正すれば○になるのか」を説明できる程度まで、試験までに理解度を高めていく

理解度を高めていく方法

1ヶ月前

いよいよラストスパート!ラスト1ヶ月は、平日の飲み会・土日の遊びの誘いも極力断り宅建試験の勉強に全集中!私は平日の朝2時間と夜2時間、休日は極力予定を入れず6時間以上勉強できるように時間を確保しました。

ラスト1カ月という不安と焦りもある中、とにかく私の救いになったのは棚田行政書士の不動産大学(⑦)です。試験直前の対策問題や頭の中がごっちゃになる数字の整理など、的確なタイミングで動画をアップしてくださるので本当にありがたかったです。

試験直前に助けられた動画の数々

また、ラジオスタイルでおもしろ要素も交えながら重要ポイントを解説している「宅建合格ラジオ」も非常におすすめです!私は、移動中や寝る前、歯磨きをしながらなど隙間時間に活用してました。

試験当日

自分を信じて、万全の体調で試験に挑むのみ!

当日の試験開始は13時からなので、午前中は試験会場近くで、要点や数字の最終チェックしましょう。私は、当日のチェックポイントに付箋を貼ったものを少し重かったですが持参して最終確認を会場近くのカフェで。アンダーラインと書き込みがされた世界に一つの自分だけのテキスト、何周もして少しボロボロになった問題集と解答集、数ヶ月間本当に頑張ったなと、当日これを見ることで自信が持てました!


最後に ※重要数字まとめ配布

私が実際に使用していた宅建合格に必須の「宅建アンキパン」をこの記事を見つけて、最後まで読んで下さった方に特別にお配りします!(某国民的アニメのようなパンではなく、PDFファイルになりますが少しでも皆様の勉強をサポートしてくれるアイテムになるかと)

過去の宅建試験でも頻出している「数字」に関する要点を中心についてまとめましたので、みなさんはノート作成やまとめ作業をする必要はありません!まとめ作業の時間は本当にもったいないので有効に活用してください!(私はこのまとめ作業に半日を費やしました•••)

この記事を読んでくださった方からの合格報告を聞ける日を心待ちにしております!


Gratitude for the meeting!!!

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