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部屋がおしゃれになるデザイナーズチェア15選

はじめに

インテリアの印象を大きく左右する家具の中でも、特に「チェア」はその存在感と機能性を兼ね備えていることから重要と言えます。
世界中の著名なデザイナーたちが手がけたデザイナーズチェアは、ただの座るための道具ではなく、独自のデザインと美しいフォルムを持ち空間の個性を引き立てる重要な要素です。モダンなリビングルームや洗練されたホテルライクな空間、カフェのような雰囲気を演出するためのアイテムとしてもデザイナーズチェアは欠かせません。この記事では、部屋をおしゃれに見せるための厳選されたデザイナーズチェアを15脚ご紹介しています。それぞれの特徴やデザイナーの背景を通じて、あなたのインテリア選びの参考になれば幸いです。魅力的なデザインと機能性を兼ね備えたチェアを取り入れることで、より快適でスタイリッシュな空間を手に入れましょう!
※手の届く価格帯のリプロダクト品を中心にリンクも掲載してますのでご参照ください


デザイナーズチェア15選

1.チェスカチェア アームレス

デザイナー:マルセル・ブロイヤー
デザイン年:1928年
素材:ラタン、スチール
特徴:現代的でアートな印象。スチールパイプ素材ならではの特性を利用したカンティレバー(片持ち)のフォルムが、柔軟性のある快適さを与える

2.エーアイ(A.I.)

デザイナー:フィリップ・スタルク
デザイン年:2020年
素材:ポリプロピレン(100%リサイクル)
特徴:世界初!A.I.(人工知能)が導き出した、心地の良い椅子。座ったときに自然な位置にくるひじ掛けは、長さ、高さ、丸みまでが絶妙なデザインとなっており、長時間でも座って疲れない快適な座り心地。カラーバリエーションが豊富な点も嬉しい。

3.ダイヤモンドアームチェア

デザイナー:ハリー・ベルトイア
デザイン年:1952年
資材:スチールワイヤー
特徴:彫刻家ハリー・ベルトイアが、空間、形状、機能などあらゆる研究を重ねて生み出した優美なワイヤーフレーム構造のチェア。チェアを実用性だけでなく、芸術作品へと高めることに成功した名作。

4.エッグチェア

デザイナー:アルネ・ヤコブセン
デザイン年:1958年
資材:ファブリック、レザー、アルミ、スチール
特徴:独特の形状と優れた快適性を兼ね備えたデンマークデザインにおける不朽の名作。ヤコブセンは彫刻家のように、自身のガレージでワイヤーと石膏を使用した試作を繰り返し、シェルの完璧なフォルムを追及し本作品を生み出した。

5.BKFチェア

デザイナー:アントニオ・ボネット、フアン・クルチャン、ホルヘ・フェラーリ=ハードイ
デザイン年:1938年
資材:レザー、スチール
特徴:バタフライチェア”の愛称でも知られるBKFチェア。本革を使用した包みこまれるような座り心地と折りたたみ可能な機能性が特徴のラウンジチェア。

6.チューリップチェア

デザイナー:エーロ・サーリネン
デザイン年:1956年
資材:プラスティック(シェル)、アルミダイキャスト(脚部)
特徴:床から伸びる一本の脚と、花弁のような見事な曲線を描くシェルが一輪の花のように見えることから、チューリップチェアと名付けられた。一本脚で自立するデザインは、テーブル下のスラム化(椅子やテーブルの脚による混乱状態)を解決するため、多大な研究を重ねて生まれた世界初のデザインであり、それまでの椅子の概念を覆すものだった。

7.プリアチェア

デザイナー:ジャンカルロ・ピレッティ
デザイン年:1967年
資材:スチール、ポリカーボネート
特徴:1969年以来、全世界で700万脚以上販売され、MoMAに収蔵されている他、数々の賞を受賞。プラスチック製の透明なシートには独特のカーブとくぼみが施され、座り心地も良いチェア折りたたむと5cm程のフラットな状態になるので来客用としても大活躍。

8.パントンチェア

デザイナー:ヴァーナー・パントン
デザイン年:1967年
資材:ポリプロピレン
特徴:世界初のプラスチックによる一体成形型キャンチレバーの椅子。パントンチェアは国際的なデザイン賞を多数受賞し、世界中の著名な美術館のコレクションにも所蔵されるなど、20世紀デザインのアイコンともいえる一脚。

9.Yチェア(CH24)

デザイナー:ハンス J. ウェグナー
デザイン年:1950年
資材:木材、ペーパーコード
特徴:見た目の美しさと、人間工学的な人の使い心地のよさとの融合を探求し続けた一脚。背もたれは程よく後ろに傾いているので、身体の体重をしっかり預けることができ、アームは本やカップを持つのに丁度良い高さ、腕を楽にしてくつろぐことができる。

10.アントチェア

デザイナー:アルネ・ヤコブセン
デザイン年:1952年
資材:成形合板、スチール
特徴:楽器のような曲線を持つ繊細で芸術的な外観のチェア。スチールパイプ製のフレームと、プレス加工された成形合板による一体型のシートとバックレストという、たった2つのパーツで構成されているシンプルな一脚。

11.セブンチェア

デザイナー:アルネ・ヤコブセン
デザイン年:1955年
資材:成形合板、スチール
特徴:シェルのシルエットを際立たせる、華奢でありながらも丈夫なスチールパイプ製のベースが特徴

12.ドロップチェア

デザイナー:アルネ・ヤコブセン
デザイン年:1958年
資材:プラスチック(ABS樹脂)、スチール
特徴:デンマークのSASロイヤルホテル建築のプロジェクトとして、エッグやスワンとともにデザインされ、ホテルで使用するために製造されたチェア。抱擁の感覚にインスピレーションを得てデザインされたチェアのフォルムは、動きやすさと快適さを持ち合わせている。

13.Triangolo Chair

デザイナー:ペル・ホランド・バストルップ
デザイン年:1989年
資材:ステンレス鋼
特徴:今回紹介するチェアの中で最もアート要素の強い一脚。シンプルで幾何学的なフォルム、曲線と直線、機能と彫刻的な美しさが同居するデザインから、常に普遍的な新しさが感じられる作品。

14.スワンチェア

デザイナー:アルネ・ヤコブセン
デザイン年:1958年
資材:ファブリックまたはレザー、アルミベース
特徴:コペンハーゲンのSASロイヤルホテルのロビーやラウンンジエリアのためにデザインしたラウンジチェア。曲線のみで構成されるシンプルで特徴的なシェルのフォルムが印象的な一脚。シェルのフォルムは、程よく体を包んでくれるような快適で安心感のある座り心地で、ラウンジチェアとしてはコンパクトなサイズなので、お部屋に取り入れやすいのも嬉しいポイント。

15.CH88T

デザイナー:ハンス・J・ウェグナー
デザイン年:1955年
資材:ウッド(ビーチまたはオーク)、スチールフレーム
特徴:多目的に使用できる柔軟な機能性とシンプルでエレガントなフォルム。自然素材である木材と工業製品であるスチールを美しく融合し、ミニマルなフォルムながら、独特の温かみ持つ、ウェグナーならではのセンスが光る一脚。

まとめ

お気に入りの一脚は見つかりましたか?洗練されたデザインと心地よさを兼ね備えたデザイナーズチェアはあなたの日常を豊かにしてくれるはずです。私もお気に入りの椅子はソファよりも座っている時間が長いほど気に入っているので、あなたも長く愛用できるパートナーを見つけられることを祈っております。


Gratitude for the meeting!!!

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