クリスマスにも、お正月にも! 月刊おりがみの「ルーレット」は変幻自在
数日前のこと。
かつて出張講座に参加された方が、私のところを訪ねてきました。
「合唱の譜面台に、折り紙を飾りたい」とのこと。
お客さんから見える位置に、ワンポイントで。
メンバーのみんなが作れる、簡単な作品をお探しでした。
このようなご依頼、とっても嬉しいです。
提案したいくつかの作品のうちの1つがコレ。
月刊おりがみ518号(2018年10月号)に載っている「ルーレット」です。
結局はボツになりそうなのですが、面白かったのでご紹介します^^
❶ひとつ1分!
❷ノリ付け不要でよく回る
❸好みの色を見つけよう
では、どうぞ。
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❶ひとつ1分!
パーツひとつの工程数は「6」。
これなら初心者の方でも気軽にチャレンジできます。
1つ目さえできてしまえば、2つ目以降はサクサク作れるはず。
あまりにも短時間で完成するもんだから、試しにタイムアタックしてみました。
結果、56秒。
でも、雑になるので真似しちゃダメです。
心を込めて、丁寧に作りましょう。
❷ノリ付け不要でよく回る
隣のパーツ同士はかなりガッチリ繋がるので、多少引っ張ったくらいでは崩れません。
簡単なユニット折り紙って、たいていノリ必須なのですが、これは嬉しいですね。
少し放置すると、紙が戻る力によってパーツが微妙に離れていき、中心に小さな穴ができます。
ここにマチ針などのピン通せば、きれいなルーレットになりそうです。
それぞれのカドがポケットのようになっているので、息を吹きかけてもよく回ります。
縦向きにして吹くと、「ブーン」という音とともに高速回転するので、これだけでも楽しく遊べます。
❸好みの色を見つけよう
テキストに載っているのは、青一色のシックなものと、すべて色を変えたカラフルなもの。
色を変えるだけで、表情がガラッと変わるのも面白いですね。
赤・緑で作れば、クリスマスリースに。
黄色だけで作っても、ツリーのてっぺんに飾れそうです。
私が今回使ったのは、えんじ色×千代紙。
「和」の雰囲気を出すつもりでしたが、そのままクリスマスにも使えそうです。
なお、2枚の正方形をそれぞれ4等分すれば、交互に組むだけで華やかな色合いになります。
バラすのも簡単なので、色々なパターンを試してみましょう。
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というのとで、今日は変幻自在な「ルーレット」のご紹介でした。
最近は「月刊おりがみ」のバックナンバーを見返す機会が多いのですが、その日ごとに素敵な作品と出会います。
折ったことのない作品はもちろん、折ったことのある作品も、改めて作ると新しい発見があるんですよね。
「過去に折ったからいいや」とスルーせずに、気まぐれで折ってみるのも面白いですよ。