折り紙ブローチでチーフいらず! 〜あじさい折り・花折りピラミッド〜
あじさい折り「花折りピラミッド」をブローチに加工して、友人の結婚式に付けていきました。
使った素材は、「平等院鳳凰堂」の折り紙。
元のサイズは10cmです。
きらびやかな絵柄は、何を折っても綺麗に仕上がります。
少なくなってきたから、買い足そうかな…
さて。
折り紙のブローチは、過去に何回か紹介しているところですが、改めて解説していきましょう。
❶仕上げで変わる、2つのフォルム
❷あじさいブローチの作り方
❸接着は「紙と紙」で
❹生活を彩る、折り紙のススメ
では、どうぞ。
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❶仕上げで変わる、2つのフォルム
花折りピラミッドには、完成形に2つのパターンがあります。
私がよく作るのは、紙の端まで折り続け、正方形に仕上げるもの。
(3月11日に紹介)
紙の四隅をムダなく使い切れるので、とても気に入っています。
一方で、四隅を途中で折り返して、細部を整えるのが、今回のパターン。
カドが取れて、丸っこいフォルムなります。
どちらも、テキスト「あじさい折りおりがみ」に載っている方法です。
皆さんは、どちらがお好みでしょうか?
❷あじさいブローチの作り方
花折りピラミッドの「丸バージョン」は、カドの大部分が裏側に残るので、勿体ない気がしていたんですよね。
そこで思いついたのが、「のりしろ」として活用するアイディアです。
ご祝儀袋の熨斗(のし)が余ったので、「寿」の文字を残してカット。
それを、裏に回り込んだ4つのカドに接着します。
ネクタイピンに引っかけるだけの、お手軽ブローチの完成です!
中心部分は浮いたままなので、ピンを通すのは簡単です。
もちろん、すぐに外せます。
黒基調のスーツと、赤系のネクタイに合わせて、良い感じにコーディネートできたと思います。
❸接着は「紙と紙」で
ノリ付けする際は、なるべく異なる素材(金属やプラスチックなど)を避けるのがオススメです。
原理をうまく説明できないので、あくまでも経験則なのですが、「紙には紙」が一番しっくりくるんですよね。
安全ピンを付けた時には、強力なボンドや両面テープを駆使する必要がありました。
作品に穴を開ければ、ハリガネを通せるのですが、強度が落ちるし、何より作品を傷つけたくない。
今回のように「紙と紙」なら、普通のスティックのりで十分でした。
安い・早い・そして簡単。
三拍子揃ったおトクな方法です。
皆さんは、どんな方法でアクセサリーを作っているのでしょうか?
❹生活を彩る、折り紙のススメ
いつもの生活に、折り紙をちょっと取り入れるだけで、とっても豊かな時間が過ごせます。
リビングや玄関、オフィスの窓口に置いたりするのも良いですが、工夫次第であらゆる使い方ができるんですよね。
ニスやレジンで固めれば、ピアスやネックレスに。
くす玉を、そのまま間接照明に使っている方もいます。
あじさい折りの作品を、透明なスマホケースに挟んでいる方もいらっしゃいました。
ひとたびSNSを覗けば、本当にたくさんのアイディアに出会えるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
なお、ニスの活用法については、昨年7月4日の記事で詳しく解説しています、
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というわけで、今日は「花折りピラミッドのブローチ」の紹介でした。
ポケットチーフを紛失してから、もうすぐ一年になりますが…
あじさい折りブローチのウケがとても良いので、もうチーフ買わなくても良いかも?