見出し画像

うねる8本足、顔までリアルなタコの折り紙。

低地さんの「タコ」を折りました。

うねる8本の足、ふっくらした頭、目や口までリアルに再現されています。
昨年の夏に発売された「第25回折り紙探偵団コンベンション 折り図集Vol.25」の掲載作品です。

こんなに生物感あふれるタコが、見開き2ページ・工程数38のボリュームで折れるなんて、ほんまかいな。

と思ったら…ほんまでした!

☘️今日のトピック☘️
❶バラ用タント、タコになる
❷ボキボキ曲げる楽しさ
❸コンベンション中止の悲報

♦︎♦︎♦︎

❶バラ用タント、タコになる
今回の素材は、市販の赤系タント35cm。
バラを折るために買ったのですが、ちょうど良い色が残っていました。

ゆでダコのような、暗い赤紫色。
見た瞬間に即決です。

タントの厚みで足の太さと「うねり」が強調され、力強い印象に。
ザラッとした質感も、ペーパークラフト感が出て良いですね。

まさか自分がタコになるなんて、タント自身も新鮮な気持ちでしょう。
魚介類だけに、フレッシュな気持ちで取り組むことができました。

❷ボキボキ曲げる楽しさ
「足を適当に丸める」
この作品の、最後の工程です。

ピンと伸びた足にペンを巻きつけて、クルクルと丸めていきます。

お手本どおり、足先はカールを強めに。

あとは思いのまま、好きな形に仕上げれば完成です。

曲線を使う仕上げは個性が出やすく、同じ人が作っても二度と同じ作品はできません。
それもまた、折り紙を楽しむ要素のひとつだと思います。

散々いじくり回して、やっと納得のいく形に落ち着きました。
うしろ頭にあるカドが引っかかりとなり、ぶら下げられるのが密かなお気に入りです。

❸コンベンション中止の悲報
このテキストは、昨年夏の「第25回折り紙探偵団コンベンション」の会場で買ったもの。

作家さんとの交流や、驚くべき作品との出会い、超濃密な9つの作品講習。
とても収穫の多い、大満足の2日間でした。
(2019/08/13)
https://note.com/masanii_origami/n/n9ef80a12ee3c

こんなに面白いイベント、毎年行くしかない!
と、2020年も参加を誓ったのですが…

「コロナの影響で中止」
先月末、公式HPより悲しいお知らせが。
https://origami.jp/5881/

ちなみに、NOAの講習講習会も中止。
ああ、今年の楽しみがどんどん消え去っていく…

コンテストと折り図の募集は継続するようですが、折り紙界の一大イベントがなくなってしまうのは残念でなりません。
折り図集が発売されたら、それだけでも入手してたいところ。
あとはオンラインショップで素材でも買って、お金落とそうっと。
https://olshop.origamihouse.jp/

♦︎♦︎♦︎

第25回折り紙探偵団コンベンション 折り図集Vol.25より、低地さんの「タコ」でございました。
テキストを買ってから一年弱。
初めて折りましたが、とても楽しかったです!

家にいる時間が多いこのごろ、昨年の折り図集や、家に眠っているテキストを見返すには、良い機会かもしれませんね。

まだ手をつけていない作品は、数えきれない程あります。
気の向くままに、 #おうち時間 をエンジョイできたらいいですね。

#アトリエまさにぃ
#ゆでダコ
#octopus #境洋次郎
#折り探偵団 #折り紙探偵団コンベンション
#折り紙探偵団コンベンション25
#おりがみ #origami #paperwork #折り紙 #折り紙作品 #まさにぃ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?