青白く光る、魅惑の佐藤ローズ。 〜新素材「クラッポマーブル」×ニューモダンローズ〜
佐藤直幹さんから、「クラッポマーブル」という紙をいただきました。
一見すると普通の白色なのですが、横からの光に対して青白く光る、不思議な素材です。
佐藤さんのテキストでも紹介されているので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私が触るのは初めて。
角度を変えるたびに異なる表情、たまりません!
さっそく作ったのは「ニューモダンローズ」。
テキストのモデルと同じものを作りたかったのですが、伝わりますでしょうか?
どこのページに載っているか、良かったら見つけてみてください。
それでは「クラッポマーブル初体験記」をお楽しみくださいませ。
🍀今日のトピック🍀
❶佐藤サンタのおくりもの
❷カットは分度器を使うべし
❸シャリッと爽やか!
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❶佐藤サンタのおくりもの
初めて使う素材は、いつも緊張するもの。
しかし今回は、緊張する要素がもうひとつありました。
今回いただいたA3のクラッポマーブルは、佐藤直幹さんが特注したものなんだそうです。
市販のものは、A4サイズしか出回ってないとのこと。
こ、こんな貴重なものをいただけるなんて…
佐藤さんはサンタなんじゃないか。
A4の短辺は21cmなので、佐藤ローズを折ると結構小さくなってしまいます。
A3の29.7cmなら、折るにも飾るにも最適です!
思わぬクリスマスプレゼントに歓喜するとともに、緊張感がぐっと高まるのでした。
❷カットは分度器を使うべし
いただきものの貴重な素材ということで、五角形カットにも気合が入ります。
最近のマイブームは「分度器」。
写真の地点を「36°」の角度で折ると、理論上ピッタリ五角形になるんです。
テキストの方法では「ぐらい折り」が出てくるので、毎回悩ましいんですよね。
最後に微調整するより、いっそ最初にキッチリ測ってしまった方が、安心して進められます。
面倒くさそうに見えますが、慣れると意外と早くできます。
最後に端がピッタリ合う瞬間は、とても気持ちが良いですよ!
定規セットは100均でも売っているし、ぜひオススメしたい方法です。
なお、綺麗な五角形を切り出す方法は、過去に佐藤サンタさんから直接教わった事があります。
(2019/09/04)
https://note.com/masanii_origami/n/n6076055593ca
こちらは、カッターの入れ方がメインです。
併せて参考にしてみてください。
❸シャリッと爽やか!
クラッポマーブルは、独特のシャリシャリ感が印象的でした。
強度や弾力はタントを連想させますが、表面の質感はタントよりもきめ細かく、とても上品な触り心地です。
折り筋がつきやすく、狙ったラインは一発で決める必要があるので、結構デリケートです。
文字通り「手に汗握る展開」を経て、何とか完成!
ニューモダンローズはタテ方向の層構造なので、深いスキマに青い光がよく映り込んでくれました。
その神秘的な姿は、いつまでも見ていたくなります。
光にかざすと、また違った表情を見せてくれます。
まるで、海岸に打ち上げられたシーグラスのようです。
完璧なクオリティ、とはいきませんでしたが、頑張ってバランス良く仕上げる事ができ、満足度の高い一品となりました!
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クラッポマーブル×ニューモダンローズ、いかがだったでしょうか?
調べてみたら、クラッポマーブルは5種類のカラーがあるようです。
今回のホワイトと、ベージュ、グリーン、クリーム、オレンジ。
A4サイズしかないものの、これらでバラを折ったらどうなるのか、夢が膨らみますね。
こんなに素晴らしい素材と出会えて、佐藤サンタには改めて御礼申し上げます。
いただいた29cmのクラッポマーブルは、あと9枚。
何を作るか決めていませんが、今後の投稿にご期待ください\(^o^)/
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