【今日は黒の日】黒い折り紙を、上手に仕上げるコツはこれだ!
9月6日は「黒(くろ)の日」ということで、黒い作品をピックアップしてみました。
使ったのは、普通の教育折り紙。どれもサイズは15cm×15cmです。
ブラックローズ
川崎敏和氏の「バラ」。いわゆる川崎ローズです。
あじさい井桁・詰め(5×5)
複雑な作品が多いあじさい折りの中でも、とりわけ苦労した作品。
甲冑のようなゴツゴツ感が、たまりません。
ダイヤモンド
Twitterでおなじみ、Abrahamさんのオリジナル作品。
黒で折ると、まるで黒曜石やヘマタイトのようですね。
斜め折り四段ピラミッド
あじさい折りの中でも、一番好きな作品です。
慣れてくると、ここから色々なアレンジができます。
中心からブロックを1個ずつ組み立てていく過程も、楽しいんですよね。
さて、そろそろコラムにまいりましょう。
今日は、黒い折り紙の特徴と、気をつけるポイントをまとめました。
❶しっかり強い、黒の紙!
❷独特の厚みを攻略しよう
❸染料がはげた時の対策
では、どうぞ。
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❶しっかり強い、黒の紙!
黒色の折り紙は、色の薄いものと比べて、染料が多く染み込んでいます。
紙を両手で持ってペラペラしてみると、しっかりした質感がわかると思います。
紫・緑・青など、色の濃いものも同じ。
ピンクや白色と比べると、柔らかさが違うので、ぜひ試してみてください。
❷独特の厚みを攻略しよう
黒い紙は、色の薄い紙と比べて、折りやすさも違います。
厚くてかたく、紙が開きやすい。
しっかり折ったつもりでも、時間を置くとかなり戻っています。
紙の繊維の全てつぶすほど強力にプレスするか、いっそのことノリに頼るのもアリ。
また、紙の厚みもネック。
複雑な作品は、終盤に苦労します。
いつもより時間をかけて、慎重に折りましょう。
可能なら、初めから大きいサイズを選ぶのがオススメです。
❸染料がはげた時の対策
紙を酷使すると、だんだん染料が落ちて白くなり、目立ってしまうんですよね。
皆さんも、経験があるんじゃないでしょうか。複雑な作品を折ると、だいたいこの問題に直面します。
根本的な解決は、紙を徹底的にいたわって折るしかない気がします。
そこで!
ちょっと邪道かもしれませんが…
白くなった部分をマジックで塗りつぶすと、意外と隠せます。
遠目に見ると、まったく分かりません。
プレゼント用はダメですが、幼稚園のカベなどに飾る場合はイケるかも!?
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はい。
というわけで、「黒の日」にちなんだ「黒い折り紙特集でございました。
今回のコラムは、教育折り紙のような洋紙を想定してます。
ちなみに和紙の折り紙なら、繊維そのものに色がついていることが多いので、色落ちの心配はありません。
洋紙とはまた違った、柔らかい雰囲気になります。
時間があればぜひ、試してみてくださいね^^
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