ちなちゃんの「連バラ」と、折り紙便利ネタ 〜コピー用紙を2:1カット術〜
川崎ローズを繋ぎ合せた「連バラ」
作ってくれたのは、小学5年生のちなちゃんです。
彼女は最近、折り鶴を繋ぎ合せた「連鶴」をよく作っています。
今回の「連バラ」も、連鶴のテクの応用です。
ちなちゃんの作る川崎ローズは、見るたびにクオリティとスピードが上がっていきます。
ちょっとしたスキマ時間にも、サクッと作れるようになりました。
「綺麗な紙があるな〜」と思って、ちょっと目を離したら、あっという間に新しいバラがひとつ完成しています。すごい。
ちなみに彼女は、過去にホイル紙でも美しいバラを作っています。講座に来ている小学生の中でも、群を抜いて上手です!
(8月30日の記事をご覧ください)
バラの出典は、川崎敏和「折り紙夢WORLD」。
表紙の汽車が目をひく、綺麗なテキストです。
川崎ローズだけでなく、「巻き貝」「スペースシャトル」など、面白い作品がたくさんあります。
ブログにリンクを貼っておきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
さて、今日のコラム。
軽めの内容だけれど、役に立つお話です。
❶正方形→長方形は小さくなる!
❷コピー用紙を使ってみよう
❸ちょっと補足
では、どうぞ。
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❶正方形→長方形は小さくなる!
市販の折り紙で正方形を2つ分作ろうとすると、どうしても小さくなってしまいます。
2:1の比率を作るので、15cm×15cmだと、7.5cm×15cmが最大です。
ということは、作品ひとつの大きさは7.5cm×7.5cm。元の4分の1のサイズになります。
実際に折ってみると、想像以上に小さく感じると思います。
それにしても、7.5cmの川崎ローズを2つ同時に作れるちなちゃんは凄いですね。
❷コピー用紙を使ってみよう
2:1の形を作るには、正方形でなく、長方形を使うのがオススメ。
一番身近にあるのは、コピー用紙。
A4・A3サイズ、B4・B5サイズ、どれでもOKです。
長い方の辺を最大限に活かすことができるので、思った以上に大きな2:1ができます。
下の写真で詳しい方法を解説していますので、ぜひご覧ください。
❸ちょっと補足
画像がご覧になれない方向けに、文章でも。
①半分に折る
②裏表を三角(45°)に折る
③紙を開いて、余った部分をカットする
これで完成。
慣れれば短時間でサクッとできるので、ぜひやってみてください。
なお、複数の作品が一点で繋がった「連◯◯」を作るときは、切れ込みを最後に入れるといいです。
切らない状態で完成直前まで作ったあと、いったん開いて切れ込みを入れ、再び折り直しましょう。
二度手間になってしまいますが、圧倒的にクオリティが上がります。
(10月17日の記事でも、詳しく解説しています)
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というわけで、今日はコピー用紙の活用法でございました。
ご自宅のプリンターから紙を1枚引っ張り出して、早速何か作ってみましょう。
折り鶴が左右に並んだ「妹背山」がオススメですよ(^o^)