折り紙をプレゼントしよう 〜贈り物に最適な「あじさい折り」〜
先日、ずいぶん久しぶりに手紙を書く機会がありました。
便箋と一緒に同封したのがこちら。
「あじさい折り・斜め折り四段ピラミッド」です。
使ったのは、ラインハーモニーの11.7cm×11.7cm。
あじさい折りは平たいので封筒がふくらまないし、もらう側も邪魔にならないと思うんですよね。
機会があれば、また作ろうと思います^^
さて、今日はタイトルどおり、折り紙をプレゼントとして考えた時のおはなしです。
相手に喜ばれる、3つのあじさい折り作品をご紹介します。
❶サクサク作れる!「裏表あじさい・一輪」
❷気合の一点もの!「基本形E」
❸色合い重視の「蝶の群れ」
では、どうぞ。
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❶サクサク作れる!「裏表あじさい・一輪」
個人的にイチオシの作品。
(9月25日にも紹介しています)
すぐに作れるうえ、とても喜ばれるんですよね。
友人の家に行った時にも、その場でパッと作って渡すことができました。
また、あじさい折り独特の「合わせ折り」がないのも嬉しいことろ。たくさん作っても疲れません。
当コラムに何回か登場している公民館の館長さんは、4分の1サイズのものをたくさん作っていました。
机の引き出しにストックしておき、お客さんにプレゼントしているんだそうです。
❷気合の一点もの!「基本形E」
たくさん作る必要がなく、また時間が取れそうな方には、「基本形E」がオススメ。
「基本形A」と比べて難度は上がりますが、慣れれば15分くらいで完成します。
テキストでは、紙の端までびっしり折り筋を仕込んでいますが、ある程度は省略してもOK。
完成品の見た目が綺麗になるうえ、時間短縮にもなります。
(9月12日の記事で詳しく解説しています)
❸色合い重視の「蝶の群れ」
変わりダネのとして、「蝶の群れ」はいかがでしょう。
先程紹介した「裏表あじさい・一輪」と同様、裏側の白色がアクセントになった作品です。
こちらも少し時間がかかりますが、個人的にとても気に入っています。ぜひチャレンジしてほしい作品です。
以前、職場の先輩に「結婚式の会場に飾りたい」とのご依頼があり、6つ合わせて立方体を作ったところ、たいへん喜んでいただきました。
15分×6個=90分、4つ作ったから6時間かけた甲斐がありました。
なお、「裏表あじさい・一輪」も、6個つなぎ合わせると立方体になります。
私のプロフィール画像に使っているのも、この作品です。
テキストにも載っているし、比較的すぐに完成するので、ぜひやってみてください。
※ちょっと前の記事ですが、4月4日にも紹介しています。
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というわけで、贈り物に最適なあじさい折り作品を3つ紹介しました。
もちろん、他の作品でも十分アリです。
「花折りピラミッド」なんかは、とても喜ばれます(むしろ驚かれます)。
ひとつ1時間かかるので、頻繁には作りませんが…
なお、これらの作品は、時間が経つとどうしても紙が開いてしまいます。
「長期間同じ形をキープしたい」思った方は、裏面のヒダをのり付けするといいでしょう。
私たち折り手がきっかけとなり、あじさい折りの魅力が1人でも多くの方に伝わるといいですね。