SNSの交流が生んだ、淡いピンクのガーデンローズ。
すっかり最近の定番となった、佐藤直幹さんの「ガーデンローズ」。
今日は、新色の登場でございます。
「ROSE PETAL(ローズペタル)」
「バラの花びら」の名が付くとおり、折ってみたら佐藤ローズにぴったり。
淡いピンクの優しい感じが、ガーデンローズの柔らかな雰囲気を、いっそう引き立てています。
さて、今日のトピックはこちら。
❶いただきものは「宝の山」
❷2列目は上向きに
❸ガクは渋めのカラーで
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❶いただきものは「宝の山」
この素材は、フォロワーさんから頂いたもの。
Twitterにて、とある作品の折り方について相談を受けたのがきっかけです。
その後、色々なやりとりを経て、その方が以前購入されたヴィヴァルディをお譲りいただくことになりました。
届いた小包を開封すると…
・ROSE RED(ローズレッド)
・CANARY YELLOW(カナリアイエロー)
・ROSE PETAL(ローズペタル)
・FUCHSIA(フクシア)
どれも、素敵な色ばかり。すごい!
こんなに大層なものをいただいて良いものか…
また、ラメが散りばめられた上質な和紙も、大量に入っていました(実はこっちがメイン)。
佐藤ローズのリクエストも何個かいただいたので、心を込めてお返ししようと思います。
なお、「FUCHSIA(フクシア)」は、マゼンタのように鮮やかなピンク色です。
こちらも、近いうちに折ってお披露目したいと思います。
❷2列目は上向きに
今回は、花びらの仕上げを少しアレンジしてまました。
外側から1列目・2列目を、上向きに曲げています。
S字にうねる前回と比べて、全体的にカーブがなだらかになりました。
(前回:2019/09/24)
今回は淡いピンクなので、これくらい落ち着いた感じがちょうどいいかもしれませんね。
この「大人しさ」を出すためには、一度グリッと大胆に曲げてから戻すのがオススメ。
クセをつけておかないと、紙が元の形に戻ってしまうんですよね。
この「戻らない程度に戻す」という作業は、結構大変です。
不自然にならないように、常に全体のバランスを見ながら仕上げましょう。
❸ガクは渋めのカラーで
このバラに合わせるガクの色は、渋めの黄緑を選びました。
モスグリーン調のくすんだ感じが、淡いピンクとよく合うんです。
ピンクの真下に少し地味な緑を置くことで、視線の落としどころになる気がします。
原色同士でビビッドにするのもアリですが、やさしい色で統一すると、落ち着いた印象があって良いですね。
(例:2019/09/20)
組み合わせ次第で、ガラリと表情が変わる佐藤ローズ。
皆さんもぜひ、お気に入りのカラーを見つけてみてください。
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新色「ROSE PETAL」のガーデンローズ、いかがだったでしょうか。
素材をご提供いただいた方には、改めて御礼申し上げます。
折り紙の発信を本格的に始めてから、こうした交流の機会をいただく事があり、嬉しい限りです。
繋いでくれた御縁を、これからも大切にしたいと思います。
なお、ラベルにもあるように、今回のヴィヴァルディは、同じものが国内で入手できます。
https://www.kaminoondo.co.jp/store/small/118/
上記のサイトから買うことができるので、テキストと併せてチェックしてみてください。
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