1年越しの再挑戦!勝田恭平さんの「ユニコーン」【後編】
勝田恭平さんの「ユニコーン」、完成です!!
体と手足の基礎、頭の大まかな作り込みをした前回。
(2020/04/09)
https://note.com/masanii_origami/n/nf378079d17f3
後編となる今回は、足先からシッポ、たてがみなど、細部まで一気に仕上げました。
第3回までもつれ込まなくて良かったです。
☘️今日のトピック☘️
❶リアルな顔が完成!
❷課題が残る細部
❸作品の理解度のはなし
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❶リアルな顔が完成!
目や耳、口まで精巧にデザインされた勝田さんのユニコーン。
曲線的な折りが必要な「目」は、爪楊枝の根本(太い方)を使って整形しました。
直径も丸みもピッタリはまるので、違和感のない丸みが出せています。
ツノは細くしようか迷いましたが、あえて太いまま、力強さを強調させました。
35cmホイル紙(&私の技術)でどこまで再現できるか不安でしたが、何とか各パーツを折り出すことができました。
上からの光で、リアルな表情がくっきり浮かぶ様子は、まるで彫刻のようです。
我ながら、とても気に入りました!
❷課題が残る細部
完成後にアレンジの余地が多いのも、この作品の特徴です。
たてがみは後ろに流して、なるべく大きく見えるように。
シッポは根元からS字に曲げて、波打つようなカーブを描きました。
胴体は、動物らしい筋肉質なふくらみを意識しましたが…ちょっとガサガサ感が出てしまいました。
腰のあたりが浮いて、背中がピッタリ閉じなかったのも課題です。
パーフェクトとはいきませんでしたが、何とかそれなりの形に仕上げることができたと思います。
❸作品の理解度のはなし
2回目のチャレンジを終えて、勝田さんに昨年言われた言葉を思い返していました。
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折り紙作家は、作品を考案するまでの間に、数えきれないほど試行錯誤を重ねています。
作品への理解度は、1度きりで身につくものではありません。
理解が深まれば、より綺麗に折れるようになります。
今回で終わりではなく、たくさん作ってみてください。
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というアドバイスです。
大きなパーツを大胆に折り曲げたり、デリケートな箇所を思い切りよく開いたり。
不安は残りますが、前回よりは躊躇なく進めることができた気がします。
まだまだ、この作品には「攻める」余地がある。
35cmホイルを、また引っ張り出すことになりそうです。
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そういえば、佐藤ローズの沼に溺れてもうすぐ一年。
確かに、折れば折るほど理解度が上がる実感があります。
(まだまだ奥深い世界ですが…)
バリエーションを増やすのも良いですが、こうして反復練習する時間も大切ですね。
また、折り紙以外に関しても同じことが言えると思います。
一度読んだ本をもう一度読むと、新しい発見があるのと同じ。
タンスの奥に眠ってる本を読み返すと、なかなか楽しいですよね。
折りたい作品、描きたい記事、読みたい本…
出かけられない休日も、充実させられたらいいですね。
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