白鳥離水・夕焼けバージョン! 〜折り紙の裏面を上手に使った「インサイド・アウト」〜
ちなちゃんから綺麗な絵柄をいただいたので、神谷哲史作品集の「白鳥離水」を折ってみました。
名付けて「夕暮れの湖を舞う白鳥」。
もらった瞬間「コレを折ろう」と決めていたのですが、想像どおりの雰囲気に仕上がり、とても満足しています^^
さて、今日も解説をしていきましょう。
❶インサイド・アウトの技が光る!
❷神谷作品の入門編
❸夕焼け、星空、何でもアリ!
では、どうぞ。
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❶インサイド・アウトの技が光る!
この作品のイチオシポイントは、やっぱり裏側の使い方でしょう。
表側で水面が、裏面で白鳥が、折り紙一枚でデザインされています。
このような紙の使い方は「インサイド・アウト」と呼ばています。
パンダの顔をデザインしたり、シマシマ模様を作ったり、様々な使い方がありますが、ここまで大胆な使い方は珍しいです。
なお、白鳥の細部を仕上げる時には、水面のパーツを歪ませないよう、注意して折りましょう。
❷神谷作品の入門編
白鳥離水は、超ハイレベルで知られる神谷作品の中でも、比較的やさしいものです。
工程数は49。
テキストの中でも、一番短いです。
※一番長いのは「バハムート」の275
また、普通の教育折り紙(15cm×15cm)で折れるのも嬉しいところ。
それでもやっぱり上級者向けなのですが、前述の「インサイドアウト」も含めて、折り紙の楽しさが詰まった逸品です。
ぜひぜひ、チャレンジしてみてください。
❸夕焼け、星空、何でもアリ!
この作品の気に入っているところは、色々な絵柄で水面をアレンジできること。
テキストどおりに折れば、通常の水面に。
今回の絵柄のようなオレンジ基調なら、夕焼け空に。
また、今年の7月7日には、七夕にちなんで星座の絵柄で作りました。
星空をかける優雅な白鳥が演出でき、たいへん気に入った作品です。
絵柄次第で自在にシチュエーションをデザインできるので、何度折っても飽きません。
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ということで、まさにぃ大絶賛の「白鳥離水」をお届けいたしました。
作品の折り紙作品は、本当に多彩です。
「複雑=ハイレベル」という路線もいいですが、折り紙の面白さはそれだけではありません。
色々なアイディアの作品に触れながら、折り紙を楽しんでいきたいですね。
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