折り紙講座レポ 〜ママさん向けの題材と、子供への上手な教え方〜
本日は、0歳〜2歳までのお子さんがいるママさん向けの講座をやらせていただきました。
1歳にも満たないお子さんには、折り紙そのものがまだ早いかも…とも思いましたが、将来のことも考えて。
また、お母様自身にも折り紙を楽しんでもらうために、なるべく簡単で楽しい題材を用意しました。
「とても楽しかった」「子供と一緒にやりたい」などの感想をいただき、嬉しい限りです。
ご参加いただいた方、ありがとうございました。
さて、今日は講座のおさらい。
❶親子で折れる簡単なもの。
❷お子さんへの教え方。
❸トークは思わぬ方向へ。
では、どうぞ。
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❶親子で折れる簡単なもの。
やはり定番は、講師テキストの最初にも載っている「いぬ・ねこ・チューリップ」。
1つの折り方で3パターンの作品ができる、便利な題材です。
完成したら、お絵かきタイム。みんなで好きな顔を描いてもらいました。
それから、先日の講座で年配の方にも紹介した「シャツ」と「切り紙」も実践。
最後はユニット折り紙の「4枚手裏剣」で締めくくりました。
(折り方は、10月3日の記事をご覧ください)
❷お子さんへの教え方。
慣れないお子さんには、やはり一緒にやってあげるのが一番だと思います。
ギリギリまで折ってあげて、お子さんにはプレスだけしてもらう。でも「できたね、すごい!」と褒めてあげる。
初めはこれで十分で、だんだん手を離してあげたらいいと思います。
小学生くらいになったら、同じものを同時進行で折ってあげるのもアリです。
とはいえ、お子さんの横でずっと手伝ってあげるのは、大変かもしれません。
ご無理のない範囲で、サポートしてあげてくださいね。
もし折り紙に興味を持ってくれれば、少しずつ自力で折れるようになると思います。
❸トークは思わぬ方向へ。
いつもは折り紙の時間を多めにして、トークは少なく抑えるのですが、この日は意外に盛り上がりました。
折り紙の歴史トークから、現代の折り紙事情の話に。
佐藤ローズのテキストの美しさや、神谷哲史氏の「アマガエル」などの複雑系作品に、思った以上に反応してくれました。
知られざる折り紙の世界を覗いてもらえた嬉しさに、つい喋り過ぎてしまいました。
まぁ、でも。
こういうのも、たまにはいいよね^^
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ここ最近は出張講座に呼んでいただく機会が多く、嬉しい限りです。
参加者の方のリクエストがあり、急遽、伝承作品の「ハト」「おしゃべりからす」を作ることになりました。
こうした要望にお応えできたのも、今日の嬉しかったこと。
予定していた流れが、こんな風に変わることもあるんですね。
これからも柔軟な気持ちで、講座に臨みたいものです。
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