【折り紙講座レポ】子育てサポーターの方にお伝えしたかったこと。
今日は、「子育てサポーター」の方々向けの講座をやらせていただきました。
「お子さんに上手に教えるには?」
「オススメの題材は?」
といったテーマで、90分ほどお話しさせていただきました。
「私はあまり興味がないんだけどね〜」と苦笑いしていた事務担当の方も、いつの間にか参加者に混じって折り紙に夢中。
楽しんでもらえて、こちらも嬉しいです^^
さて、本日のコラム。
講座で皆さんにお伝えしたこと、私が日ごろ思っていることをまとめました。
❶楽しませるより、楽しもう
❷大人がヘタでもいいんです。
❸折り紙は「選択肢」。
では、どうぞ。
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❶楽しませるより、楽しもう
今回は「折り紙を教える人に教える」という研修でしたが、スタイルはいつもと同じ。
とにかく、今ここにいる皆さんに、折り紙を楽しんでもらいたい。
もし私の講座が楽しかったら、その気持ちをそのまま相手に伝えてほしいんです。
折り紙をやり始めた大人が楽しそうにしていたら、お子さんは「面白そう!」と思って、自然についてきてくれるんじゃないでしょうか。
❷大人がヘタでもいいんです。
音楽やスポーツの世界でも、「コーチは選手より上手」とは限りません。
折り紙も同じで、人に教えるのに一番必要なのは、テクニックではありません。
背中をちょっと押してあげたり、できた作品を褒めてあげることの方が大事だと思います。
「私は下手だし、折り紙を教えるなんてできない!」と思っても、大丈夫。
やってみて、お子さんの方が上手だと分かったら、「すごい、私にも教えて!」って言えばいいんです。
その子も嬉しいし、周りの雰囲気も和やかになります。
何かを授けるだけが指導ではなく、その場にいる全員で楽しい気持ちを共有できたら、それはもう大成功だと思うんですよね。
❸折り紙は「選択肢」。
講座に参加したお子さんの中には、折り紙に興味を示さない子もいるでしょう。
それでも、いいと思うんです。
お子さんには、たくさんの可能性があります。
音楽が好きな子、スポーツが好きな子、好きな事を模索している子。
あくまでも、数ある選択肢の一つとして、「折り紙」を教えてあげる。それくらいで十分だと思います。
その中で、一人でも「もっとやりたい」「上手くなりたい」と言ってくれる子がいたら、こんなに嬉しいことはありません。
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というわけで、本日の講座レポートでございました。
何枚も写真を撮ったり、こまめにメモを取ったりする方もいて、笑顔の合間に見える真剣な表情が印象的でした。
何人ものお子さんを預かる子育てサポーターの方々には、私には見えない苦労がたくさんあると思います。
折り紙を通して、少しでも彼らの助けになれれば幸いです。
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