折り紙のマニアックな世界。はぁちゃんの「あじさい井桁」をご覧あれ!
昨日に引き続き、あじさい折りネタ。
【1枚目】あじさい井桁・4輪2コマ
【2枚目】基本形E
作ったのは、大学生のはぁちゃん。
学校や就活、教習所で忙しい合間をぬって、定期講座にほぼ毎回来てくれています。
仕込みの丁寧さもあり、仕上がりもとっても綺麗。写真をズームしても、アラが見つかりません。
さて。
そもそも「あじさい折り」というのは、それ自体が高度なテクニックです。
「折り筋をびっしり仕込んで、花びらを一気に組み立てる」という独特の流れは、ふつうの折り紙のイメージとはかけ離れた複雑なもの。
馴染みのない方にとっては、とてもマニアックな折り方だと思います。
今日は、そのマニアックな世界を、ちょっとだけ掘り下げてお話ししましょう。
❶花びらがズラリと並ぶ「井桁」
❷バリエーションは無限大
❸困ったら、基本形に立ち返ろう
では、どうぞ。
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❶花びらがズラリと並ぶ「井桁」
あじさい折りが面白いのは、一枚の紙で複数の花びらを同時に作れるところ。
4つ同時に作ったのが、今回の作品。
「井桁」の名のとおり、花びらが漢字の「井」のライン上にあるのが分かります。
一枚の紙の中で、「基本形A」を4つ同時に作るので、難度は高いです。
はぁちゃんは講座の中でチャレンジしていましたが、なかなか苦戦していた模様。
時間をかけて慎重に進めていき、無事に完成させることができました(^o^)
❷バリエーションは無限大
井桁は、花びら同士の距離や配置の仕方によって印象がガラリと変わります。
花びらを斜めラインに配置したものが「ラティス(垣根)」です。
(昨日、館長の作品で紹介しました)
細長い紙を使えば、花びらをズラリと一列に並べることもできます。
いずれの作品も、全てテキストも載っているので、ぜひ見てみてくださいね。
❸困ったら、基本形に立ち返ろう
あじさい折りは、今回の「井桁」のように、様々な応用ができます。
でも、基本形だけでも楽しめるのが、あじさい折りのいいところ。
いくつかパターンを覚えたら、お菓子の包装紙や、グラデーションの絵柄、ホイル紙など、いろいろな素材を試してみるのがオススメです。
高度な作品に向き合って疲れてしまった時には、サクッと基本形で遊んでみるといいですよ。
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ということで、今日はぁちゃんのあじさい折り特集でした。
彼女の作品は、絵柄を変えたり、小物を添えたり、毎回さまざまな工夫が凝らされていて、写真ごと一つの作品になっています。
◯6月26日:基本形F
◯6月1日:基本形C
◯5月27日:裏表あじさい・一輪
などなど。
良かったら、こちらもぜひ見てみてくださいね^^
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