「花折りピラミッド」からポケットチーフを作ってみました。
今日は、職場の同期の結婚式でした。
仕事では助け合い、プライベートではよく遊び、公私ともに多くの時間を共に過ごした新郎の彼。天気にも恵まれ、とてもハッピーで楽しい宴となりました。おめでとう。
で、昨夜の話。
御祝儀を包んで、電車を調べて、靴を磨いて、アイロンをかけて…あれ、ポケットチーフがないッ！！
どこだ。どこへ行ったのだチーフ。なぜこのタイミングで失踪するのだ。
どうしよう。付けないで行こうか。でも前回みんな付けてたしな。だからと言って当日買う時間もないし。
あれ、作っちゃえばいいんじゃね？
ということで、作っちゃいました。花折りピラミッド。
まず迷ったのは題材。裏の白色を使うか、表面だけで見せるか、トゲトゲにするか、上品に行くか。そして、いかにも折り紙っぽいと違和感があるし…テキストをガサガサ漁って、結局行き着いたのは、やはりあじさい折りでした。良い感じに「折り紙離れ」しているのが決め手。
あとは素材。千代紙は派手だし、教育折り紙はアクセサリーに向かないし、ホイル紙はペラペラするし…と考えながら探していたら、淡い色の和紙が見つかりました。厚みも適度で、ネクタイとも合う。コレでいこう。
そうと決まれば、あとは作るのみ。
決めた時点で午前0時。眠い。さっさと作って寝よう。過去に作り過ぎて、工程は頭に入っているどころか指が覚えています。目をショボショボさせながら、全ての思考を止めて指先を淡々と動かします。
で、作ってみたら意外とイイ。これはイイ。我ながら素晴らしいものができた。
ポケットにどこまで入れるか、どの向きが一番映えるか、色々調整しよう。タイピンとカフスも合わせよう。せっかくだから写真を撮ろう。アングルにもこだわろう。撮ったから加工してみよう。
と、早く作って早く寝るはずが、いつの間にか深夜の撮影会になってしまいました。でも後悔はしていない。起きれたし。
当日の反応はというと、予想以上に好評でした。今回は急ごしらえでしたが、色々と試してみる余地がありそうです。