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2025年現在、LG G2(L-01F)をRoot化してカスタムROMを入れる方法

どうも、Masaです。
最近フリマでG2を衝動買いしてしまいました。
どうやらカスタムROMが入るそうなので、調べましたがどこもかしこも404かリンク切れ…。
2日ぐらい格闘して、ようやくRoot化してカスタムROMを入れることに成功しました。
今回は、その方法をまとめていきます。


その前に

LGのドライバーは入れておきましょう。
archive.orgに落ちてるので、リンクを貼っておきます。
https://archive.org/download/lgmobile-driver-whql-ver-4.8.0/LGMobileDriver_WHQL_Ver_4.8.0.exe 
それと、L-01FはMicroSDカードが使えないのでUSBメモリとUSB A→microBに変換するアダプターが必要になります。

1. Root化ツールキットの用意

私の環境ではG2 support toolは使えず…。
現時点で、SuperSUとTWRPを自動で焼いてくれるツールはこれしかないです。
L01F Root V8
https://androidfilehost.com/?fid=24052804347849913 
上のリンクから落としたら、解凍。

解凍した後の中身

解凍したら、中のrootkit.batを実行。


もしこのような画面が出てきたら実行を押しましょう


このような画面になったら、「3」を半角で入力し、Enterを押しましょう。
すると、画面が赤くなり警告画面が出るので、「2」を半角で入力し、Enterを押しましょう。
「用意するものリスト」が出たら、USBデバッグをONにして、接続モードを画像の送信(PTP)にして接続してください。
L-01FはPTPにしないとなぜかADBが認識しない場合があるそうです。
接続してEnterを押すと、あとは自動でRoot化をしてくれます。

「成功」と出たらPCから切断して、SuperSUがインストールされていますので起動しましょう。
「SUバイナリのアップデートが~」と出るはずですので、続行→通常の順で押してください。
これでRoot化とリカバリーのフラッシュは完了です。

2. TWRPのアップデート

Root化ができたら、L-01F本体の電源を落としてください。
そして、下のリンクからファイルをダウンロードしてください。
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TWRP 3.3.1
https://u.pcloud.link/publink/show?code=kZvYSfXZ9qk0Tc4TGkjoCFVum3sSwmoRR7yk#folder=4915236934&tpl=publicfolderlist 
↑ここで「l01f」と書かれたものを落としてください。D802用を焼いたら文鎮化します。(実際やらかした)
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KK Bootstack(これがないとカスタムROMが焼けないです)
https://androidfilehost.com/?fid=24052804347788504 
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LineageOS 17(必ず17を落としてください)
https://lineageosroms.com/d802/ 
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L-01F用boot.img(これがないと文鎮化します)
https://androidfilehost.com/?fid=10763459528675590429 
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GApps(ARM→10.0→picoの順で選択してダウンロード)
https://opengapps.org/ 
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全部落とし終えたら、TWRP 3.3.1とKK BootstackだけUSBにコピーしてください。
コピーしたら、L-01FをVolUP+電源を長押しして起動し、TWRPが起動するまで押し続けてください。
そしたら、USBにアダプターを装着して、L-01F本体に刺してください。
TWRPのメニューが開いたら、Mountを押して、USB-OTGにチェックをつけてください。(つかないときは認識していません)
チェックをつけたらホームに戻ってください。

次に、Internal Storage以外のWipeをしてから、InstallからストレージをUSB-OTGにして、TWRP 3.3.1をインストールしてください。
インストールができたら、RebootからRecoveryを押してリカバリーで再起動してください。
(もしInstall SuperSU?と聞かれたらDo not Installを押してください)
これでTWRPのアップデートは完了です。

3. KK BootstackとLineageの改造

L-01FにカスタムROMを入れる際は、ほとんどのROMでKK Bootstackが必要になります。
これは何故かというと、4.2と4.4でAndroidの仕組みが違うからです。
そのため、KKベースで作られたROMはJBのままではインストールできません。
ここで、KK Bootstack(以下KKB)の出番です。
こいつがあると、Androidの仕組みをJBからKKに変えれるので、L-01F用のROMをインストールすることができます。

さて、KKBをインストールしていきます。
TWRPのホームからInstallからKKBを選択して、焼いてください。
これだけでJBからKKに仕組みが変わりました。


問題は今回インストールするROMです。
普通にインストールする分にはRR-OS(泥8)でもいいのですが、最近のアプリは泥8に非対応になってしまったものも増えてきたので、少し不安ですね。
そこで今回はLineageOS 17を使うのですが、こいつが結構な厄介者です。

こいつはD802(海外版)向けに作られたものですので、L-01Fにインストールしようとするとエラーで確実に失敗します。
ですので、ROMを改造する必要があります。

まずは、L-01F用のboot.imgが入ったzipとD802用のLineageを解凍してください。

L-01F用boot.imgのフォルダ

D802用Lineageのboot.imgをL-01F用のboot.imgで上書きします。

Lineageのフォルダ

ですがこれだけでは入れることはできません。今度はupdater-scriptを変えないといけません。

<ROMのフォルダ>/META-INF/com/google/android/にあるupdater-script(下画像)をメモ帳で開いてください。

開いたら、上3行を下のコードに置き換えて、上書き保存してください。

assert(getprop("ro.product.device") == "d802" || getprop("ro.build.product") == "d802" || 
       getprop("ro.product.device") == "g2" || getprop("ro.build.product") == "g2" || 
       getprop("ro.product.device") == "galbi" || getprop("ro.build.product") == "galbi" || 
       getprop("ro.product.device") == "l01f" || getprop("ro.build.product") == "d802" || 

このコードに置き換えることにより、本来このROMは対応機種以外を検知したらインストールを阻止するのですが、L-01F(このROMの非対応機種)を検知したらD802としてインストールすることができるようになるのです。

これでLineageの改造は完了です。あとは再圧縮をしてください。

ちなみに上画像のように全ファイルを選択して圧縮をしないと恐らく正しくインストールできないです。

4. ROMとGAppsのインストール

ここまできたらあとはインストールするだけです。
まず、GAppsと改造したROMをUSBにコピーし、USBをL-01Fに刺してください。
次に、TWRPのホームのInstallからROM→GAppsの順にインストールしてください。
完了したら、RebootからSystemを押してください。
もしTWRPアプリをインストールするか聞かれたら、Do not Installを押してください。

お疲れ様でした。L-01Fの改造は以上で終了です。

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