GAOGAO海外留学制度 シンガポール国立大学 レポート:1「留学先と留学の経緯について」
・はじめに
本記事では、GAOGAO海外留学制度レポート と題して、現在私が修士課程として在籍している National University of Singapore Master of Computing (General Track) に関する情報や、留学の軌跡を発信していきます。
初回となる今回は、「留学先と留学の経緯について」というテーマに絞って、留学に至った背景と、留学先に関する情報をご紹介します。(8月は入学初月ということもあり、全く時間が取れませんでした。。。)
海外でのエンジニアキャリアや、シンガポールでの海外留学に興味のある方、海外でのエンジニア事業に興味のある IT 業界の方は、ぜひご一読いただければ嬉しいです。
・留学先
・大学名:National University of Singapore (NUS)
・学科名:School of Computing
・専攻名:Master of Computing (General Track)
NUSは、QS World University Rankings 2025 にて、世界第 8 位 に選出されるアジアトップクラスの国立大学です。School of Computing は1975年に創設されて以来、Computer Science 学科として人気のようです。
Master of Computing には、Specialisations や FinTech など、複数の専攻があります。私が所属する General Track は、2021年1月に新設され、CS学位を持たない方向けのコースワークプログラムとして設計されています。
「文系学部卒の方でも入学が可能」であり、在学期間毎の卒業要件単位数と、GPA 3.0 を取得することで「Computer Science の Master Degree」 を取得できるため、非常に貴重な環境と言えます。
# Duration of Programme
・Full-time:1.5 to 2 years (3 - 4 Semesters)
・Part-time:2.5 years (5 Semesters)
# Programme Structure
・Essential computing courses (24Units):ex. IT Fundamentals etc…
・Elective courses (16Units):ex. Computing Systems, Cybersecurity etc…
・Capstone project (12Units):Computing internship component
・自己紹介
経緯説明の前に、ご存じない方向けに自己紹介させてください。私は、
2018年 に明治大学の文系学部を卒業し、GAOGAO というシンガポール発のソフトウェア開発スタジオにバックエンドエンジニアとして参画しました。
当時、GAOGAO は創業期であり、Bangkok に拠点を置いていたため、新卒で非常に多くの経験をさせていただきました。翌年は、GAOGAO Hochiminh 拠点の立ち上げ担当や、社内の新規事業責任者に抜擢いただきました。
その後は、COVID-19 の影響で一時帰国し、神戸市エンジニア創出事業という行政事業に採択され、3 年間従事させて頂いた後、GAOGAO Yogyakarta 拠点の立ち上げに関わり、現在に至ります。
ただ、事業運営や、海外で挑戦する課程で、理系知識や、英語力に漠然とした課題感があり、帝京大学情報科の通信課程やオンライン英会話等に挑戦するも、依然として解決策が見出せない状況が続いていました。
・留学の経緯
題の通り、私は今回「GAOGAO海外留学制度」として NUS に入学しました。これは、漠然とした課題感に対して、日々の業務と個人の活動では解決策が見つけられず、創業者の Ken さんに相談したことがきっかけでした。
大阪の良い焼肉屋さんにて、「今後、日本のIT産業やシステムは、国内の人材だけでは賄えなくなると思う。だから、GAOGAO が海外と日本の交差点をつくるプラットフォーム になる必要がある。
今後、日本人エンジニアも海外で活躍できるスキルが必須になるだろうから、Masanao が海外に挑戦するロールモデルになれるなら、GAOGAO のビジョンのためにも、社費留学のサポートをしてあげようと思う。」
と、願っても無いお話を頂き、それから受験に向けて猛勉強の日々が始まりました。その後、代表の Teji さんに推薦書を一筆頂き、5月に NUS から入学オファーを頂きました。(受験や勉強方法についても、今後執筆予定です。)
・まとめ
今回の note では、「留学先と留学の経緯について」簡単にご紹介しました。今後、毎月の末日あたりに定期的な情報発信としてレポートを執筆します。
次回の note では、「留学の目的と目標について」を執筆予定です。
最後に、GAOGAO では、EX (English Transformation) という軸で、エンジニア組織の英語化とグローバル化に取り組んでいます。現在は、国内スタートアップの海外進出や、海外企業の日本誘致などを支援しております。
そして、この度、元メルカリの COMAS CEO Marc Anderson 氏 を迎えて、英語化変革の手法を網羅的に解説する共著を出版致しました。ご関心を持って頂ける方は、下記リンクよりぜひご覧下さい。
また、「GAOGAO Club」というエンジニアコミュニティも運営しております。グローバルに活躍したいエンジニアの方同士で交流、情報交換できる機会をご用意しておりますので、ご興味のある方は是非 @masagaogaoasia までご連絡下さい!
いえ、むしろ僕がサポートします。。 サポートを検討されていた方はその金額でご自身にプレゼントをどうぞ。 普段はこちらにいます。 https://twitter.com/masagaogaoasia