
GAOGAO海外留学制度 シンガポール国立大学 レポート:2「留学の目的と目標について」
・はじめに
本記事では、GAOGAO海外留学制度レポート と題して、現在私が修士課程として在籍している National University of Singapore Master of Computing (General Track) に関する情報や、留学の軌跡を発信していきます。
今回は、「留学の目的と目標について」というテーマに絞って、留学を志すに至った当初の目的と、本留学中に達成したい具体的な目標について紹介させて頂きます。
海外でのエンジニアキャリアや、シンガポールでの海外留学に興味のある方、海外でのエンジニア事業に興味のある IT 業界の方は、ぜひご一読いただければ嬉しいです。
・留学の目的
本留学での目的は、海外 IT 市場でも通用するハードスキルとソフトスキルの獲得にあります。具体的には、英語を前提とした開発現場で通用するモダン技術スタックと、CQ (Cultural Intelligence) の獲得です。
前回の記事でも紹介した通り、GAOGAO Pte. Ltd. では、ベトナム人メンバーとの開発案件への参画機会や、インドネシアでの新規開発拠点の立ち上げなどに従事する機会に恵まれました。
その一方、自身と現地トップ大学出身の東南アジアメンバー達の市場価値をフラットに比較して、彼らに対して優位性を発揮できるのか、自分は海外市場で評価されるのかという疑問も強く感じていました。
今後のGAOGAO内での貢献や、自身のキャリアを考え、日本語コミュニケーション能力以外に海外市場で活躍できるスキルを確立することが、本留学の目的となります。
・留学中の活動
前述の課題感は、日本の IT 業界の方々に共感して頂ける点も多いのではないかと考えています。そういった方々に現地での学びや、経験を還元することも、本留学の意義と捉えています。
私の周囲でも、海外就職、案件獲得に挑戦される方々は年々増えている印象です。また、今後は海外人材の獲得を前提とした英語主体の開発組織の推進等で、英語スキルを求められる機会も増えていく様に思います。
さらに、LLM や AGI を活用したエンジニア組織の在り方や、それに伴った開発体制の変化なども、IT 業界に従事される方々が関心を持っていらっしゃる点であると感じます。
そういった英語学習に関するトピックや、LLM 等の学内研究分野に関するトピック、シンガポール現地ネットワークに関するトピックなどを学習し、情報発信する過程で、本留学の目的達成を目指したいと考えています。
・留学中の目標
本留学では、具体的に下記の目標を達成したいと考えています。
・2026年1月 (在籍 1.5 年) 時点で GPA 3.5 以上 での修士卒業の達成
・学内 or 個人開発での LLM, AGI を活用したサービス開発経験の獲得
・学内外でのシンガポール人材とのネットワーク、コミュニティの構築
実際に、来学期からは "Verification of software design using code with the help of LLM" という分野にて、LLM を活用した開発形式を研究する講義も参加予定です。
卒業時点で、自身の CV に既卒情報だけでなく、技術分野での競争優位性を示せること、卒業後も一緒に仕事を展開できるようなシンガポール人材とのネットワークやコミュニティを構築することを実現します。
・まとめ
今回の note では、「留学の目的と目標について」簡単にご紹介しました。今後も定期的な情報発信としてレポートを投稿して参ります。
次回の note では、「留学の準備と対策について」を執筆予定です。
最後に、GAOGAO では、EX (English Transformation) という軸で、エンジニア組織の英語化とグローバル化に取り組んでいます。現在は、国内スタートアップの海外進出や、海外企業の日本誘致などを支援しております。
また、「GAOGAO Club」というエンジニアコミュニティも運営しております。グローバルに活躍したいエンジニアの方同士で交流、情報交換できる機会をご用意しておりますので、ご興味のある方は是非 @masagaogaoasia までご連絡下さい!
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