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老舗旅館の若女将という私の使命と可能性♡VOL.4

自分のやりたい活動のために子どもの預け先をどうするのか?!
青年会議所、行政に関わることで自分自身で生きてみたい

私は、韮崎市の総合計画策定チームに加わったり、移住者応援団にスカウトされて加わったり、韮崎青年会議所(現在は韮崎北杜青年会議所)に入会したり、男女共同参画推進委員会に推薦されたことなど、わたしが旅館を離れた場所での活動もはじまりました。どちらも会議が始まるのは19時頃からです。託児所が開いている時間でもないし、託児は21時までだったりして迎えが間に合わないこともあります。

私は、娘を会議に連れていくことにしました。娘は7ヶ月くらいだったので、慣れない場所に帰りたいと泣くかもしれないし、私が話に集中できないかもしれない。授乳の時期だったり、おむつを替えるのに途中で席を外して迷惑をかけるかもしれない。など、いろんなことをよぎりましたが、会議の前に相談してみるとみなさん快く受け入れていただきました。

赤ちゃんを抱っこしながら、自分自身でいられる

私は娘と一緒にいながらでも、自分100%で過ごすという心の鍛錬が始まりました。意見を言う時、誰かの意見に耳を傾ける時、娘のことは気にせずに会議に参加していました。娘に惑わされると、会議に出ている意味がなかったり、周りも少なくとも気をつかうだろうと思います。

私がそこに参加している意味を大切にして、赤ちゃんがいても会議に100%集中していく。ただし、21時には必ず帰るようにしていました。私は旅館生活ということもあり、お客様対応をしていると寝かしつけは22時以降になってしまいます。でも一般的には寝かしつけには遅い時間帯ですよね。

「この時間で眠くならないの?」
「うちの奥さんはこの時間に寝ないとめっちゃ怒るよ。」

という何気ない一言をたくさんいただき、心が傷むこともありました。

私が旅館オンリーになっていたら、今の私はいないかもしれない

私は私で生きていきたいと思いながらも、旅館だけで生きていたら、その狭い中の知見だけが広がっていったかもしれません、もちろん、一つのことを極めていくのは大切です。だけど、一つのことから極めるためにも、様々なことを吸収しつつ、ものごとを高めていくことが大切だと思います。

様々なことの吸収は、本からでも読み取れるし、映画、ネット、ニュース、新聞などからもできます。だけど、私自身の成長のための学びはできないんです。

それはなぜだと思いますか?

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