安い目薬と高い目薬の違い
安い目薬と高い目薬の違いですが、
入っている成分自体はほぼ決まったものが入っているので
成分名だけでは明確な違いがあるわけではありません。
ピントが合わないとか、かすむ等にはネオスチグミンという目のレンズの筋肉の疲れを取ってくれる成分が、目の奥が痛いとか疲れた感がある時はシアノコバラミンいう名前のビタミンB12が入っているものであれば、いいかと思います。
しかし高額な目薬はその量だったり、比率だったりを工夫して
不快症状の緩和から一歩踏み込んで角膜の炎症や傷の修復促進などを
謳っているものが多いです。
角膜の炎症の原因は目に対するストレスになります。
つまり「光」と「乾燥」です。
皆さんもうわかっていると思いますが、
この20年でパソコン、スマホが発達し、ずっと目を使っています。
ブルーライトは紫外線ほどではないにしても目にダメージを与えますし、
一点を凝視することでまばたきの回数が減ります。
ひどい人は一分間に4,5回程度まで減少すると言われています。
ぼーっとしているときは20回程度なのでいかに少ないかわかると思います。
まばたきは目の表面に涙の膜を張る行為なのでこれが減るという事は
目の乾燥が起こるという事です。
アトピーや冬場のかゆみ肌なども乾燥から起こる炎症で、
目も同様に乾燥から炎症が起こります。
またこれからの時期だと海水浴に行く人もいると思いますが
砂浜の紫外線の反射率は結構高いので目のケアはより重要になります。
もし朝起きたときに目の違和感を感じるならそれは炎症のサインかもしれません。
現代人は目の炎症が起こりやすい環境であるという事を考えると
それなりの目薬でケアをするのが妥当なのではないかと思います