トーク、企画ライブにて
今週はざわざわ動物園という動物好きによる企画ライブと、新宿LOVERという恋愛好きによるトークライブがあった。
ざわざわは出演者やゲストのおかげもあって、毎回たくさんのお客様に来ていただいている。
お客さんにも動物好きな方が多く、そうでない方も気づいたら動物好きになってた、となるのが理想なのだ。
少しでも何かの足しになったらと、仲良くさせてもらってる高円寺の猫カフェ「拝啓ねこ様」に物販をやっていただき、お客さんもそれに乗っかってくれて、
「…これはもう、愛しかないな」
と思ってしまった。
ざわざわのお客さんが動物好きになり、高円寺の猫カフェに行ったり、はたまたそこの猫を迎え入れたり、動物園に行ったり、動物にどんどん興味を持ち始めて獣医を目指したり、、とか、ぐるんぐるんといろんないいことが回って行けばいいなと。
その始まりがざわざわだった、ぐらいのライブになればいいなと思っている。
今後来てほしいゲストで、篠原かをりさんとさかなクンさんはいつか必ず呼べたらなと思う。
もし来てくれたら、僕は泣いてしまうかもしれない。
そして次の日は打って変わって、恋愛の話をするトークライブ「新宿LOVER」だった。
恋愛と言ってもキュンキュンウキウキではなく、ドロドロジメジメなので、だいぶ見る人を選ぶし、配信などは以ての外である。
僕とシティホテル3号室押田君という、「誰が見たいんだ」という二人がやってることもあり、お客さんは少ない。
二回目にして三人のお客さんしか来ず、ライブハウスを追い出されるというおもしろエピソードもあるぐらいだ。
しかし、ライブというのは成長する物で、四回目の今回は十人のお客様にご来場いただけた。
これは僕と押田君からしたら、大成功だ。
正直昨日のあのトークを、100人とかの前でする気にはなれない。十人ぐらいのお客さん達と、秘密を分かち合う感じでやれるのが一番いいのかもしれない。
だから、商業的なコンテンツとしては失敗なのだ。
新宿LOVERのグッズなんて作る気にもなれないし、多分誰も買わない。
大人のおもちゃとかならいいのかもしれないな。
しかしマニアックなライブほど、通い詰めてくれるお客さんもいて、全通してくれてるお客さんとライブ後に話す機会があった。
やっぱり、ちゃんとイカれた方で、とてもよかった。作ったイカれ具合ではなく、
「イカれてますね」
と言ったら、
『そうなんです、私イカれてるんです』
感を出さずに、
『イカれてないのに…』
みたいな表情をした、本当のイカれてる方だった。
「私もイカれてます!」
という方がいたら、ぜひ新宿LOVERにおいでくださいませ。自分で自分をイカれてるという人は、大概普通の人ですけどね。
昔付き合ってた彼女から、1月1日に電話がかかって来て「浮気してるよね?してるでしょ?」という問いに「してるけど今から初詣行くんだよね!初詣行くから後にしてくれない!?」と初詣押しで乗り切った話をしました僕。