【バトスピ】ハルマキ、スきですか?
※本noteの画像は、Bandai TCG+、及びバトルスピリッツ公式Xアカウントのものを使わせていただいております。
〜はじめに〜
......タイトルふざけてんじゃねーよこいつ!!!何のnoteだよこれ!!!
って思った方、まあまあいると思います。ちょっと遊びました。すいません。
それはともかく、今回の話題はこちらのカード
新しい緑のNX、春巻きこと「反逆の翼 ハルマキス」です。
新系統「兵虫」の強化カードでありながら、緑の超汎用カードとして(主に私の中で)かなり話題になっています。ところで、反逆の翼って聞くとどうしてもアルセーヌが出てくるのは私だけで......そうかこれはもうすぐ発売のペルソナコラボと関係g((
......大変失礼いたしました。
ということで、本noteでは、そんなハルマキスの強みと、今ある緑の契約デッキ(コラボは除く)とどこまで相性がいいのかに迫っていきます。
①ハルマキスの強みと弱み
それでは改めて、このカードの効果を見ていきましょう。
まず、一番の強みは何といっても手札から破棄されたらノーコストセットできて、おまけにターンに1回、セット時に2コア増やす点。多少制約があるとはいえ、デメリットほぼなしでやっていいことじゃない。緑の代名詞である手札入れ替え(マリガン)をしつつ、お得意のコアブーストができるのは正に緑らしいですね。
ん?マリガン......緑......汎用......こいつがおるやんけ。
そうです。緑使い御用達と名高いテッポウナナフシです。とはいえ、このカードしかマリガンするカードはないと流石に使いづらいと思うので、他のマリガン系カードと同時採用すると上手くハマりそうです。
もうひとつの強みは、一番下の残った効果。緑スピリットの除去に反応してノーコスト召喚され、2体重疲労させる点です。緑のスピリットは意外と脆弱で除去をくらうことが多いのですが、このカードはそこをカバーできます。ちなみにこの効果、どこかで見たような......
はい、すでにお察しの方もいるかもしれません。殲滅殻神モーレンカンプです。
ハルマキスとの差別化点として、系統以外に
・そもそもバーストであるところ
・緑以外のスピリットでも反応するところ
・条件次第で疲労状態のスピリットをバウンスするところ
・アタック時にトラッシュ除外しながら回復するところ
が挙げられます。この辺りは戦術に合わせてお好みで使い分ければ問題ないと思います。いずれにせよ、現環境の刺さりが悪くないのは事実です。
では、ハルマキスに弱点はあるのでしょうか?主に2つあります。
ひとつは、コアブーストには緑のスピリットが必要な点です。一見問題ないように思えますが、例えばマジックでマリガンする時は要注意です。必ずスピリットを場に置いてからマジックを使いましょう。また、それ故にビランバは本当に天敵です。
もうひとつは、スピリットとして出てきたらあとはほぼバニラカードである点です。一応ダブルシンボルを持っているのでそれだけでも十分ですが、ただそれで殴ればいいというわけでもありません。まあこれ以上効果を持たれても強すぎるだけだしなあ......あとスペース足りない。
②緑の契約デッキとの相性
ここからは、今現在出ている緑の契約デッキでどこまで活躍できるかを考察し、★☆☆☆☆(星1)〜★★★★★(星5)で評価したいと思います。なお、ここではコラボデッキについては省かせていただきます。予めご了承ください。
〈契約スピリット編〉
1.雷契約
評価:★★★★★
このデッキは、コアブーストしつつ、テッポウナナフシやインクリース、リバースフェザーなどでマリガンしながら戦うため、インクリースが碧雷のカードを要求することに気をつけさえすれば活躍の場面は非常に多いでしょう。出来るだけ打点を増やしたいこのデッキにとって、裏(?)にダブルシンボルアタッカーを潜ませられるのは普通に脅威以外の何者でもありません。
さらに、ハルマキスを効果でセットした後に、雷雲平原などのミラージュをセットして使い回すプレイングも可能です。雷契約は扱いやすいミラージュが多いので、そこも含めてより柔軟に戦えることでしょう。
手札にハルマキスが溜まりすぎると流石に事故に繋がりますが、それこそマリガンでなんとでもなってしまうので星5としました。このデッキは碧雷でありつつも系統の影響が少ないのが本当にありがたいです。個人的には3枚入れても問題ないとは思います。
2.秘契約
評価:★★★☆☆
最初に言うべきことがあるとすれば、シニスターガタル軸の場合は★☆☆☆☆、まず選択肢に入りません。碧雷スピリットでなるべく固めたいので、余計なカードが入る余地がないためです。
ということで、ここでは碧雷スピリットで固めない場合の話をさせていただきます。
マリガン候補としては、テッポウナナフシやインクリースの他に、ペニシスやレパネージュが挙げられます。特に、ペニシスは使用頻度が高いカードになるでしょう。
さらに、ハルマキスの下の効果で召喚される時、ガタルの効果でカウントを増やすことができるのはポイントが高いです。無論エルダ・ガタルのライフ貫通の対象であり、さらには系統「爪鳥」を活かしてガル・ガタルに繋げることもできます。
ただし、いくつか問題もあり、ペニシスやインクリースといった主要のマリガンカードが碧雷のカードを要求する点、効果による召喚が少し受動的すぎる点、エクレルタイガーの対象外である点を考慮して、星3としました。3枚はおそらく過剰でしょう。
ちなみに、ペニシスでハルマキスを破棄する場合、コアブースト先をアタック中の神速スピリットにすると、バトル終了時にガタルの効果でそのスピリットを手札に戻せるので、結果的にリザーブにコアが溜まって次の神速に繋げる動きがそこそこ強かったです。お試しあれ。
3.花契約
評価:★★☆☆☆
このデッキも、テッポウナナフシやアロスピア、舞姫ハナカなど、緑デッキらしくマリガン手段自体はあります。
ただ、このデッキの場合、ボタニメイデンフラウやコッペリアワスプといったオープン効果、そしてブルームステムの合体結誓があまりにも優秀なため、それらとの噛み合いがあまり良くないのはネックになってきます。特に、オープン効果でめくれても何も効果を発揮しないのは正直痛いです。
加えて、条件を満たせばフラウの効果で一応召喚はできるものの、だったら同じくダブルシンボルで効果が強力なカイザーアトラス皇帝XVを出した方がはるかに強力です。
以上の理由から、評価を星2としました。状況次第では活躍できるかもしれませんが、このデッキなら碧雷のシナジーも鑑みると、それこそモーレンカンプの方が使いやすいでしょう。
4.碧契約
評価:★☆☆☆☆(なんなら0)
正直語るまでもないです。碧雷でないスピリットは不要と考えていいでしょう。
〈契約創界神編〉
1.剣獣
評価:★★★★★
このデッキはマリガン手段がかなり強力で、創界神ヘルメスをはじめとして、神託でトラッシュに落ちたら回収可能なフォルクリバース、そしてハルマキスと同タイミングで登場する剣獣版テッポウナナフシ、もといディオハルパーが挙げられます。
さらに、系統「眷属」を持っているので、契約神ヘルメスの契約域を中心としてサポートかかなり手厚く、特にエウリュティオスやつむじ風の螺旋道のサーチ対象なのはかなり大きいです。
このように、たとえ剣獣を持っていなかったとしても、活躍の幅が大いにあることを期待して星5としました。英雄獣のサポートも受けられないが、それをもってしても採用価値があり、個人的に一番相性がいいデッキだと思います。眷属軸なら3枚入れてもいいですが、英雄獣軸(パキラフォックス採用型)なら2枚で十分だと思います。
2.殻人
評価:★★★★☆
このデッキは特にマリガン系カードが本当に多いです。紹介していったらキリがないので、以下に対象カードを載せておきます(後にnoteを貼っておきます。そちらに詳しい説明が載ってます)。
......と、このように手段が豊富なので、ハルマキスを一番セットしやすいといっても過言ではありません。系統「眷属」のおかげで特にジュエルグΣとの相性は抜群です。
さらに、このデッキには必須の巨蟹神刀カニキリのおかげで弱点をカバーできます。
ただし、殻人を持たないので、インビクタとバグズリバースでは他に殻人カードを要求される他、せっかくダブルシンボルを持っていても同時アタックに参加できないことから星4としました。それでも、ただでさえ速めな殻人の速度をさらに押し上げる重要カードになりうると感じました。眷属軸は3枚入れてもおかしくなさそうですが、天渡軸はマリガンよりサーチがメインのため、採用しなくてもいいでしょう(以下note参照)。
3.兵虫
評価:★★★★☆
マリガン手段こそサンドリバースくらいしかないですが、ラー・ホルアクティの契約技があるので、セットのしやすさに関しては申し分ないです。
そして、ビートで攻めるのがコンセプトであるため、兵虫にとっては貴重なダブルシンボルアタッカーとして運用することができます。一応サンドワームもいますが、あちらはカウント4以上かつレベル2以上が条件なので注意。
このように、兵虫にとってなくてはならないカードですが、兵虫はミラージュから召喚する効果が多数あり、それを使ってハルマキスを召喚すると一番下の重疲労効果が使えず仕舞いで終わってしまいます。また、アタック時効果を持たないので、ビートデッキとしてはほんの少し物足りないことから星4としました。ただ、それでも兵虫を本気で組みたいのなら3枚必須となるでしょう。
〜おわりに〜
如何でしたか?
最終的な結論になりますが......緑使いの皆様。
僕は12枚を目標にしようかなと思います......うっ財布が
何か質問がございましたらできる範囲で答えさせていただきます。このnoteのコメント欄に是非お書きください。
それでは、最後までご覧いただき本当にありがとうございました!