Vtuberを目指した理由①「いい声」をしていると言われて
ここは自己紹介の延長にはなりますが、「いい声」をしていると言われ僕自身がVtuberを目指したきっかけの内の1つを書かせていただきます。
■最初は声にまったく関心がなかった
僕は「いい声をしている」と言われ始める前までは、自分の声を聞いても、「いい声」と感じた事は正直一度もありませんでした。どちらかというと自分自身が日常で聞いている自分の声と、録音した自分の声が違うので「違和感」しかないなといった程度で、非常に自分の声の質には無関心でした。
付け加えると声が低いので、大きな声や、がやがやした居酒屋では声が通らず、店員さんを呼ぶのもかなり苦労しており、なんて通らない声をしてるんだろうと違う角度で気になっていた時期もあるくらいでした。
声を録音して聞いても、声というよりいつも気になっていたのは、「えーと」や、「あー」とかそういう声よりも話し方で、もっと分かりやすく話をするべきだと常に声よりもトークスキルを上げなければならないということばかり考えていました。
■きっかけは会社のスタッフに「いい声をしている」といってもらえた
「政宗さんって、いい声してますよね」最初に会社のスタッフに言われた時、僕はリップサービスで言ったんだろうと思っていて、愛想笑いでそのまま気にせず話を流していました。ただ褒められると誰しも嬉しいもので、心の奥底では小さく「いい声をしている」という誉め言葉を覚えていました。
偶然にも「いい声をしている」と言われた時期も重なっていたと思いますが、たまたまお話をした女性からも「すいません。私、声フェチなんです。」と照れながら言われ、僕の声がその女性のストライクゾーンの声だったことも告げられ、正直ここは自分も驚きました。
この出来事が重なり始めたあたりから、「まさか本当にいい声をしているのではないか?」と思い始めるようになり、自ら気心しれている人に「本当に変な事聞くんだけど、自分っていい声してる?」と聞いたところ、実はいい声をしていると思っていたと告げられはじめ、この時に自分は意外な「声」という武器があったのかもしれないと思い始め、Vtuberをスタートするきっかけの1つになりました。
■思い返せば自社商品のCV(声優)を進められた事もあった
自社で声優さんの収録をした際も「政宗さん、せっかくなのでキャラクターとして登場してみたらいいじゃないですか。」とも言っていただきました。僕自身はこれまでの人生で声優や役者的な事は一度もやったことはないし、演者としては得意でもなく、プロか本当の志望者がやるほうが絶対にいいものができると思い、当時断った事もよく覚えています。
余談ですがどちらかというと演じれるのは、仕事ができる風のオーラを出すことや、仕事を頑張っているオーラ、政宗が言うんだったら仕方ないよね的なムードを作り出す事は天才的なセンスがあったような気がしています。ただここも実は「いい声」に助けられて説得力のある会話ができていた可能性もあるのではないかと今では思っています。
■振り返ると人生で「いい声」で得をした事があった可能性がある
ここは今思えばですが、僕が自社商材のインストラクターをしていた時代に言われることが多かったのですが、「政宗は人を惹きつける話し方をする」とよく言ってもらってました。これは個人的にはその時期に褒められるのは不思議で、自分が講師として研修を実施しても話し方もまだまだまとまっているようには思えないし、もっと自分のトーク力を磨く必要がある思っており、かなり意外な誉め言葉だったと記憶しています。
この時期に同年代のスタッフよりは一歩前に出て話をさせていただく機会も多く、努力はもちろんですが、「声」のおかげで当時の上司・諸先輩方の目にとまりはじめた時期だったかもしれませんし、その後はいい意味で常に仕事が途切れることなく、馬車馬のように働き始める事になりました。
また、今思えばですが、日本語の分かる海外の方にも「政宗さんの日本語、普通の日本人よりあきらかに聞き取りやすい」といってもらう場面も非常に多く、これも今思えば声が影響していたのだと思います。
比較的早口の方ではありますが、活舌が良いといった点も海外の方からも聞き取りやすかったのかもしれません。
■「いい声」をビジネスにつなげていきたい
「いい声」と言っていただいた環境はまさに、自らが興味を持ったVtuberビジネスにおいて自分がコンテンツとなって発信や体験できる最高のきっかけでもあり、今後も会社役員兼Vtuberというそういった肩書で、まだ日本ではだれも実施していないであろう、配信者としても事業主としても新たなフィールドでチャレンジしてまいりたいと思っております。
格好の良いビジネスライクな文章で締めくくる一方で、実は僕自身、ライブ配信はこの数年間にないほどはまってしまい、配信が楽しみだったりするという、僕の配信を聞いていいただける方に少しでも愛しさ、嬉しさ、楽しさ等、心の隙間を埋める配信を継続的にお届けできればと思っております。
今後とも「政宗」を応援いただけると幸いでございます。どうぞよろしくお願い致します。
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