ようやくwebライターとして活動を始めました!仕事を辞めて3ヶ月間なにしてたの? ~その7
つづき
「自分を肯定しよう」という内容の自己啓発本は「あがり症から自由へ アダルトチルドレンから自由へシリーズ」沢瀬直太朗 著、という本で、「人前であがったり、オドオドしてしまうのは自分に自信がないから」「自分に自信がないのは、いつも自分を否定して生きてきたから」「自分をはずかしい存在だと思っているから、はずかしい自分を人目にさらしたくない」という内容が書かれていました。まさに、自分のことでした。100%一致しました(笑)
人前でオドオドしてしまったとき、まわりの視線が気になって手が震えてしまったとき、朝礼の発言で声が震えてしまったとき・・・こんなときは決まって「なにやってんだよ自分、ほんとにどうしようもないな」とか「いつまでオドオドしてんだよ、もう48歳のいい大人だろうが、いいかげんにしろよ」「ダメな奴だな、はずかしいよホントに」と、その都度、自分を罵倒して生きてきました。こんな嫌な自分と一生つきあって生きていくのか・・・と。
この本を読んで、目からうろこが落ちました。自分を否定するのをやめ、ひたすら肯定する(今のままの自分で何の問題もない)ことの大切さがわかりました。でも、わかったからといって、その瞬間からすぐに自分を肯定することはできません。なぜなら、自分を否定することが習慣化されているからです。事あるごとに、過去の自分のはずかしかった、かっこ悪かった記憶がよみがえり落ち込んでいたので。
ただ、その乗り越え方も書いてありました。例えば「恥をかいている弱い自分をさらけだすことはかっこいいことだ」ということで、「恥をかけるラッキー!」と1日100回唱える、とか「今の自分で十分満足だ、必要なことはすべて備えあっている」ということで「わたしは優れている!」と1日100回唱えることです。最初は「100回唱えるって(笑)そんなことで改善するわけないじゃん」と鼻で笑っていたのですが。
でもよく考えてみると最近「自分は優れている」と思ったことすらありません。「優れていない、どうしようもない」とはよく思いましたが。さらに本には、「最低3か月以上継続する必要があります、3か月続けることでそれが習慣化され、奇跡が起きる」とありました。「まあ、物は試しだ」ということで、エアロバイクをこいでいる間(毎日10分を2セット)「恥をかけるラッキー!私は優れている!」と声に出して唱え続けました。2021年6月11日から毎日、100回以上唱えました。
さらにこの本を参考にして少し自己流ではありますが、今まで自分をクソミソに罵倒していたのを改め、「自分が自分の一番の味方である、自分を応援し、励まし、慰める」という思いで、なにか落ち込むことがあったときは、右手で左胸のあたりを軽くたたきながら「大丈夫だよ、ずーっと大好きだよ」と声に出して言うようにしました。ちょっと恥ずかしいんですが、私は女性にすら「大好きだよ」といったことはありません。まさか最初に言うのが自分とは思いませんでした(笑)
あるときちょっと落ち込むことがあったので「大丈夫だよ、ずーっと大好きだよ」と試しに言ってみたんです。すると・・・ちょっと幸せな気分になり・・・涙があふれてきたのです。「なにがあってもずーっと味方だから大丈夫だよ、ずーっと大好きだよ」と自分で自分に言ったのに・・・涙があふれてきたのです。
つづく