見出し画像

人徳のある9bic/ハコイリムスコの最年少メンバーに感嘆している件

9bic/ハコイリムスコを知って早一か月、見落としていたYou tubeがあり視聴したところ、大の大人が恥ずかしながら号泣をしてしまった。
それは、メンバーカラーがピンクである双葉小太郎の生誕祭の時の動画である。
誕生日の人に向けて手紙を書くというのはよくある演出だが、誕生日の本人が周りに感謝を手紙で伝えるというのは珍しく、まさしくサプライズ感があった。感動を呼んだポイントを見ていこう。

 まず、相手に対して思っている事をシンプルに伝えられている点が素晴らしい。だからこそ気持ちが相手にしっかりと伝わり、受け手側は言葉がグッと心に刺さる。それで涙するメンバーを見て、余計にこちらがもらい泣きしたという訳である。
シンプルに伝えるというのは、簡単そうで難しいと個人的には思う。事前に考える時間があって文章を用意すると、つい飾ったり、格好をつけたものになりそうなところ、彼の手紙はそうなっていない。会社員が作るスライドで、凝っているがため要点が分かりづらくなっていることは大いにしてある。彼の地頭の良さと、ストレートに伝えることの出来る勇気が伺える。
  次に、彼ならではの視点できちんと書かれている点である。書き手と受け手間の具体的なエピソードが混じることで、受け手側は書き手との繋がりをより強く感じてエモーショナルになる。結婚式の友人代表のスピーチに通じるものでもある。自分のことをきちんと見てくれているという、他者からの承認を嫌がる人はいないだろう。
 最後に、プロデューサーだけでなくマネージャーにまできちんと手紙を書いている点に大変感動させられた。普段から自分を支えてくれている人への感謝が、常に念頭にあることの証であると思う。そんなところにまた涙が出てしまった。企画上はメンバーに感謝の手紙を書くというものだが、+αでこうしたことが自然に出来るところを見て、なぜ彼が副リーダーのポジションなのかがよく分かった。又、グループだと気が合わない対象がいてもおかしくは無い筈だが、彼はどのメンバーとも対で絡むことが出来るバランスの良さがある。

 そうした特徴から、人徳があると感じる彼は、仮にアイドルでない他の仕事をしても、一般社会的に言う「成功」をするのではないかと思われる。
普段はガチなオタクというキャラのようだが、実は隠れた大人な面を持ち合わせている最年少メンバーから目が離せないと、しみじみ思う夏至を過ぎた夜である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?