未来はこの手の中に
子供の頃見た風景が、こころの中に映像として今も残っている。
確か小学校3,4年生の頃だったと思う。
実家の近くの原っぱで遊んでいた時のこと。
記憶では近くに今は絶縁状態の兄が居たように記憶している。
兄の声が聞こえる中、わたしは草むらで大の字になって寝転がり、流れる雲を見上げていた。
もう何十年も前のことなのに、今でもたまにあの雲を思い出すことがある。
あの流れる雲の向こうにあるだろう自分の未来とは違っていたけれど、今の自分には小さな幸せがある。
思い返せば、人生の中でバネをはじくように飛躍できた時期の前には、そのバネをグッと縮めて頑張っていた時期があったと記憶している。
望む未来は遠くにあるように思ってしまうけれど、実は自分の手の中にあったと思う。
自分の望む良い未来
自分の望まない悪い未来
人生はなかなか自分の思う通りには行かない。
あるのは良い自分と悪い自分だけではないのか。
つまり未来とは自分そのもの。
遠くにあるのではなく、今この自分自身のこと。
未来は、自分の心の中にもう存在しているのではないのか。
未来はすでに自分の手の中にあるということ。
楽しいことばかりじゃない。
苦しくて仕方がない時もある。
良い自分と悪い自分
どちらを選択するのかは、自分次第だ。
自分の未来の鍵は自分が握っている。
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