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「容疑者Xの献身」(東野圭吾)
あらすじ
ある親子(母と娘)が起こした殺人事件。
なぜか、それを庇う隣人の天才数学教師。
この教師は、湯川の同窓生。
この教師が、天才的な頭脳で導き出した完璧な事件のシナリオ。
それに警察はまんまと騙されていく。
しかし、その天才に挑む天才がいた。
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感想
今作は、あの湯川の苦悩が描かれています。
いつもの飄々とした湯川ではありません。
親友が起こした事件の真相を暴こうとするが、真実に迫るに従って、湯川の苦悩は増していきます。
トリック自体もすごいですが、登場人物の心理描写がすごいです。
さすが、直木賞受賞作です。
よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)
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