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「屍人荘の殺人」(今村昌弘)
あらすじ
大学のミステリ愛好会の葉村は、曰くつきの夏合宿のため紫湛荘を訪れていたが、想定外の事態に見舞われ籠城することになる。
一夜が明けると、参加者の一人が密室で惨殺されていた。そして、次々と殺人が起こる。
犯人は誰なのか?
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感想
まさに新本格ミステリでした。
読みやすくて、一気読みしました。
様々な賞を総ナメにしていますが、著者のデビュー作なので驚きです。
いわゆる特殊設定のクローズドサークルものです。
知念実希人さんの「硝子の塔の殺人」のように、新本格ミステリ作品への愛が溢れています。
密室のトリックも納得がいくものでした。
私は、誰が犯人か全く分かりませんでした(笑)
シリーズ化されていますので、次作もぜひ読もうと思います。
よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)
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素敵な本に出会えますように。