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「52ヘルツのクジラたち」(町田そのこ)
表紙の可愛いイラストに惹かれて購入。
2021年の本屋大賞1位にして、2024年に映画化が決定しているとのこと。
あらすじ
ネグレクトを受けてきた主人公は、ある人の助けで人生をやり直すきっかけを掴んだ。
心機一転やり直そうと思っているところに、声を出すことができない子供と出会う。
その子もまたネグレクトの被害者だと思われた。
主人公は、その子を守るため、自分の過去とも闘いながら新しい人生を生きようと頑張る。
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感想
今まで読んだ小説の中で一番感動しました。
感動するポイントがいくつかあり、そのポイントは人それぞれだとは思いますが、涙が溢れること3回、そのうち2回は号泣しました。
ネグレクトの描写が辛くて目を背けたくなったり、辛いシーンがいくつかありますが、それを超える優しさがある小説です。
今まで読んだ本の中でどれを人に勧めますか?と問われたら間違いなくこの1冊を選びます。
よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)
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素敵な本に出会えますように。