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「十角館の殺人」(綾辻行人)

初めて本格推理小説に挑戦しました。
なかなかの長編(453ページ)でしたが、あっという間に読破。
帯に書いてある「たった1行が世界を変える」体験は素晴らしいものでした。

あらすじ
孤島にある10角形をした奇妙な館。
大学のミステリ研究会の7人は、面白半分でその館を訪れていた。
半年前にその島で奇妙な殺人事件が起きていた。
そして、学生たちも事件に巻き込まれていく。
犯人は誰なのか。

写真:十角館の殺人

感想
これが、本格推理小説なんだ!と驚きました。
見事に「たった一行」に騙されました。
その一行のために、400ページ近くがあったかと思うと鳥肌が立ちます。
そして、全てを知った上で読み返したくなりました。

この本をきっかけに「新本格ムーブメント」が起こったと言われています。
それくらい衝撃的な作品ということなんでしょう。
しかも、今から36年も前の作品にして、綾辻さんのデビュー作というから恐れ入ります。
ミステリは難解だと思っていましたが、こんなに楽しいミステリもあることに気がつきました。
しばらくミステリ小説にハマりそうです。

よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)

ご覧いただきありがとうございます。
コメントしていただけると嬉しいです。

素敵な本に出会えますように。

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