マガジンのカバー画像

私の書斎(読書記録)

276
読書を全くしてこなかった私が、ある本に出会ったことで読書の素晴らしさに気がつき、今では新しい本を読みたくてワクワクしています。 そんな私の読書記録になります。
運営しているクリエイター

2023年8月の記事一覧

2023年8月に読んだ本(18冊)

2023年8月に読んだ本リスト ・そして、バトンは渡された(瀬尾まいこ) ・ビブリア古書堂の事…

「神様のカルテ」(夏川草介)

あらすじ 長野県の病院で、激務をこなす若き医者。 彼には、大学病院で最先端の医療を学ばない…

「むかしむかしあるところに死体がありました。」(青柳碧人)

あらすじ 一寸法師は、ハウダニット。 花咲か爺さんは、フーダニット(ダイイングメッセージ付)…

「さいはての彼女」(原田マハ)

あらすじ 起業家の若手女性社長は、沖縄の高級ホテルでバカンスのはずが、手違いで北海道の地…

「まほろ駅前多田便利軒」(三浦しをん)

あらすじ 便利屋の多田は、ある日バス停で高校の同級生の行天と出会う。無一文の行天はそのま…

「謎解きはディナーのあとで」(東川篤哉)

あらすじ 麗子は、大富豪の令嬢の身分を隠して刑事をしている。麗子の上司は、優秀とは言えな…

「硝子の塔の殺人」(知念実希人)

あらすじ 富豪でミステリマニアの主人が作った奇妙な硝子の塔。主人がミステリの歴史を根底から覆すような重大発表をするために集められた人々。名探偵、刑事、医者、ミステリ作家、霊能力者。 次々に起こる殺人事件。 犯人は誰か。 感想 様々なミステリ作品のタイトルやトリックが登場して楽しめました。 大袈裟に言うなら、この作品こそ、ミステリの歴史を根底から覆す作品となるのではないでしょうか。 作者のミステリ愛が存分に伝わってきます。 分かりやすく伏線が張られてますが、それこそトリック

「宙ごはん」(町田そのこ)

あらすじ "宙(そら)"には、お母さんとママがいる。 産みの親のお母さんは、たまにしか会わない…

「かがみの弧城」(辻村深月)

あらすじ 中学校に入ってから学校に行けなくなった"こころ"。ある日、部屋の鏡が光り出し、そ…

「蝉かえる」(櫻田智也)

あらすじ 昆虫を愛してやまない主人公。 彼の身の回りで起こる「虫」にまつわる事件を、冷静に…

「博士の愛した数式」(小川洋子)

あらすじ ある年老いた数学博士がいた。彼の記憶は80分しかもたない。 そんな彼の元へ家政婦と…

「火喰鳥羽州ぼろ鳶組」(今村翔吾)

あらすじ 時は江戸時代。 かつて「火喰鳥」と呼ばれた優秀な火消がいた。 ある事件がきっかけ…

「五つの季節に探偵は」(逸木裕)

あらすじ 探偵を目指す女子高生が、探偵になって活躍する物語。 彼女は、人の本性を暴くことに…

「正欲」(朝井リョウ)

あらすじ 何が「正しい」のか? 不登校の息子との接し方が分からない検事。睡眠欲は裏切らないと信じる寝具店に勤める女性。男性が苦手な女子大学生。 他人には理解されないことを抱えて生きていく。 多様性を尊重する時代に、その先を行く物語。 感想 考えさせられました。 知らないことを知ることができたので、読んで良かったです。 これこそ、まさに読書をした!って感じです。 主に3人の視点で物語が進みますが、途中から、登場人物が複雑に絡み合っていきます。 多様性を尊重する時代ではあり