「小学生の矯正治療、9割はいらない」とは言ってもこれは治そう!
では、残りの1割は?
① 萌出障害
何かが原因で、ホントなら生える年齢なのに、歯が生えてこないもの。
ベスト3は 上顎1番、上顎3番、上顎6番です。
・上顎1番 だいたい 男子7歳2か月、女子6歳11か月 で生えるが…
・上顎3番:だいたい 男子11歳0か月、女子10歳3か月 で生えるが…
レントゲン写真を撮らないと見えないので、10歳頃には確認を!
・上顎6番:だいたい 男子7歳3か月、女子7歳1か月 で生えるが…
以上の3か所は、個人差はありますが
この年齢を過ぎて生えていない場合は歯医者へ GO!
引っ張り出す矯正治療を始めたほうがいいでしょう。
② 咬合性外傷
咬む力が暴力的に働いて、自分の歯を傷つけるというもの
下の前歯の歯ぐき、高さが違いますよね。
ぐらついていることもあるので、これは即治療しましょう!
どんどんひどくなることもあるので…
③ 開咬
奥歯では咬めるけど、前歯で食べ物をカット出来ません。
硬いものを食べられないことが多いようです。
ただこの開咬、
単体で発症していることは少なく、
開咬付きの出っ歯
開咬付きの受け口
凸凹付きの開咬
骨格性の開咬 などバリエーションが多いのが特徴です。
さらに、舌の悪い癖をもっている子もいます。
症状に応じた対処方法が必要なので難しいです。
以上、やらねばならない小学生の矯正治療は3つだけ。
ポイントは「〇〇が治ったらおしまい」というゴールを明確にすること。
治療期間は1年前後にすること。
ズルズルやるとゴールが曖昧になるし、💰もかさむから注意しましょう。
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