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【ビジネスの基本】売れる商品と売れない商品

前回、「販売とは商品を売ること」と話をしました。当然の事と怒り出す人もいたかもしれません。ですが、これを忘れてネットビジネスをしている人は決して少なくないのです。

「商品が売れない」、「お客が来ない」、「同業者にお客をとられる」など、商品を売りたいのに、思うようにいかないと、頭を抱えている経営者、あるいは、何をしていいのかわからず立ち止まってしまう経営者はとても多いです。

あるいは、「今よりもっと売るにはどうすればいいのか?」とビジネスのさらなる成長を望んでいる経営者もいるでしょう。

なぜ、そういう状態になるのか?その一つの考え方に「売れる商品」と「売れない商品」があることです。

今回の記事は、「売れる商品」と「売れない商品」の違いと売り方についてお話をしたいと思います。

どんな商品を売りたいのか?

あなたは自分がどういう商品を売りたいかを自分で理解しているでしょうか?大抵は次のように答えられます

「そんなことくらい当たり前でしょう。」ってね。具体的な話も「野菜を売っている」「日用雑貨を売っている」「ラーメンを売っている」「本を扱っている」「車を売っている」「家を売っている」などなど。

では、これで本当に「何を売っているか」という本質に合っているでしょうか?あるいは、お客さんが望んでいるものを的確に届けることができるでしょうか?

もう少し、掘り下げましょう。

日用雑貨といってもかなりの幅があります。洗剤もあれば、文具も、掃除の道具もあれば、食品もあります。日用雑貨とは、「生活するために必要なもの」となります。

さらに、スーパーやホームセンターに行くと、多くの商品があります。洗濯の洗剤だけでも数種類はあります。

日用雑貨だけではありません。どんな商品でも状況は同じです。

商品は二つに分かれている

一般的に、商品には2つの商品があります。一つは「売れる商品」です。もう一つは「売れない商品」です。

売れる商品とは、黙っていても買ってもらえる商品です。逆に売れない商品とは、何も言わなければその存在すら認められない商品です。

この違いはお分かりいただけますか?ピンと来ないですよね。私も最初は、「何のこと」って思いましたし、そもそもどこで線引きをすればいいのか?って思いました。

どういう商品かを知る一つの考え方

売れる商品と売れない商品の線引きにヒントになったものがあります。それhあ、「マズローの欲求五段階」です。

マズローは、心理は5つの欲求に分けて考えられるとしています。マズローの欲求五段階は、

・生理的欲求(生きるための欲求)
・安全欲求(危険回避欲求)
・社会的欲求(仲間など所属することへの欲求)
・承認欲求(認めてほしい欲求)
・自己実現欲求(自分らしく生きる欲求)

そして、生理的欲求から順次自己実現欲求へ成長させるということです。もう一つ、承認欲求までを欠乏欲求、自己実現欲求を存在欲求に分けることもできるとしてます。

マズローの欲求五段階を利用して商品を分類すると、「売れる商品」は承認欲求に対応する商品です。そして、「売れない商品」は、自己実現欲求に該当すると思います。

なんとなくでも、売れる商品と売れない商品がわかります。

商品を買う人の特徴も整理できる

では、自分の商品はどちらに分類されるでしょうか?これをいることだけでも、商品の売り方が変わってくるのはお分かりいただけるはずです。

ここまででも単純に「自分の商品は○○」ということだけではないことが理解できたら、この記事を書いた意味もあるということです。

「自分の商品は、△△の欲求を満たす為にある、〇〇という商品」となれば、より売りやすくなりますね。

ここまでくるとお客さんも見えて来ます。つまりこういうことです。

「△△の欲求を持った人が、その欲求を満たされていないのはどういう理由があるのか?」「その理由を解決できる商品を提供すれば、お客さんは喜んで財布のひもを緩める」ということです。

商品の売り方

ここで少し、見方を変えたいと思います。

「売れる商品」とは、勝手に売れる商品ではなく、「売りやすい商品」だということです。

例えば、晩御飯のおかず用のニンジンなら、「安い」ものが求められるでしょう。なら、安さを強調した売り方をすれば売れそうです。あるいは、同じ値段でも量が多いほうが売れそうです。

逆に、「売れない商品」とは、売りにくい商品になります。

例えば、進学塾などは売りにくい商品の一つではないでしょうか?入塾した人がすべて同じ結果を出すわけでもありません。実績を上げたとしても保証ができるモノでもありません。ですから、セールストークには工夫が必要になります。説明も詳しくしなければいけません。

何を伝えるかを見つける

売れる商品も、売れない商品も、実際には何もしないと売れません。ちゃんと商品の良さを伝える必要があります。ここは同じです。

ただ、売れる商品は、努力が少なくて済み、売れない商品は、必死で努力をする必要があります。

「何を伝えるか」は商品によって異なるということです。もっと言うと、何が特徴なのかということを確実に伝えることが必要だということです。

あなたが商品を売りたいなら、「自分の商品がどういう商品かを知り、その商品の特徴をお客さんの欲求に合うように伝えること」です。

これができれば、商品は売れます。

繰り返すことの重要性

一度でうまくいくことなどないです。もちろん、商品を売る事に対しても同じです。ここでお話したことだけで「商品が飛ぶように売れるようになる」という非常識なことは起きません。

ですが、お客さんからすれば、すぐに買わなくても、興味や好奇心を持ってもらうことは出来ていると思います。

例えば、ブログを書き続けることも同じです。いろんな話題を提供して、いろんな話題をして、商品の魅力を伝え続けることです。

最後に

「売れる商品」と「売れない商品」という見方は重要です。それは、どういう商品を扱っているかという、ビジネスそのものに影響する話です。重要なことなんです。

「ほかの人も売っているから」という理由だけでは売ることは簡単ではありません。

あなたがネットビジネスをする時に、どちらの商品を扱っているのかを理解すれば、売り方も自然と見えてくるでしょう。あとは、アイデアと実践のみです。

いかがでしたか?この記事でほんの少しでも、「自分は〇〇を扱って、それを△△の人に買ってもらうことだ」ということが見えてくれば幸いです。

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