【文章】ネットビジネスに使う文章は2種類しかないということ
文章を書くのが苦手な人っています。
私のその一人です。
ですが、文章が書けないとコミュニケーションが取れないのがネットビジネスの一つの特徴だといっていいと思います。
文章を書くことを克服したいという人が大勢知るのは、ネットを見ても、Amazonの書籍を見てもわかります。
沢山の「文章を書く」ことを話題にしたものを目にします。
文章が書けなくても、外注を選ぶことも難しいお財布の中身の深刻な状況もあります。
では、このまま文章が書けないままでいいのか?というと、それでは、そもそも、ネットビジネスができません。
こっそり山の中でビジネスをするようなものっていうことになります。
文章を書くことが苦手な私も、ほかの人と同じように、書籍を何冊も買って、テンプレートに従って書いては見ます。
でも、自分ではなかなか「これはいい文章だ」と思えるものにはならず、また、次の書籍を買ってくるの繰り返しです。
ここ最近、買ってきた書籍を整理して思ったのは、文章は大きく分けて2つしかないということです。詳しく話をするとかなり長くなります。
ざっくりと説明でも、文章を書くことが苦手な方には、混雑した頭の中がすっくりするはずです。
「伝える文章」と「売る文章」の2つです。
この2つの特徴を知れば、迷わず文章が書けると思ったのです。
「伝える文章」と「売る文章」には共通したことがある
文章を書くには、ある程度の決まりがあります。それは小さなころから身に着けていることばかりです。
・主語と述語の組み合わせ
・5W1Hで伝える
・わかりやすい言葉を使う
・美辞麗句は避ける
・感情をたっぷり入れる
諸語のない会話があります。夫婦なら、「阿吽の呼吸」というものです。友達や仕事でもあります。
ですが、文章にするときには、主語のない文章は誤解を招きます。
5W1Hというと難しくなります。
子供ころ友達と喧嘩して言い合いになった時、「いつ、だれが、どこで、なにした」って言い返したことはありませんか?これはそのまま5W1Hです。
すでにあなたにはそれを知っているということです。
専門用語やわかったようでわからないカタカナ言葉(リズムで使っていて意味を知らないまま使う人も少なくない)は、文章を分からなくさせる一つの原因になりやすいです。
ネットビジネスの文章には、美辞麗句は必要ないと思っています。飾る言葉は、かえって読む人に不快な印象を与えることも少なくありません。
自慢話もその一つではないでしょうか?聞いていて、うんざりってことも多いです。
もっとも重要なのは、「あなたに知ってもらいたいという、強い感情です。
情熱のある文章(この記事がそう感じてもらえるかはわかりませんが、今熱い気持ちでキーボードをたたいています。音が聞こえると思います。)を書きましょう。
少なくとも、あなたの熱い気持ちをぶつけましょう。
伝える文章とは
伝える文章とは、「相手に理解してもらうため」の文章ということになると思います。
ニュースや多くのブログ、noteの記事も教科書なども同じです。
「こんな話があった」とか、「こういう方法がある」とかなどなど、多くの場所で使われる一般的な文章です。
難しく考えることはないのですが、文章にするとかなり面倒に感じます。
重要なのは、「何を伝えたいか」「何を分かって欲しいか」ということです。
よく、背景を先に書く(時系列で書く)人がいますが、まず、目的を達成すること、つまり、「何を伝えたいか」「何を分かって欲しいか」を伝えることを守れば、大抵の伝える文章は、及第点はあると思っています。
後は、どれだけ魅力的に伝えるかということがネットビジネスの場合は必要な要素です。
売る文章とは
売る文章とはズバリ、セールスコピーです。ネットビジネスではランシングページや商品ページになります。
ここで重要なのは、「商品を売る事」です。
これ以外の目的の文章はありません。
ここで重要なのは、セールスコピーで「教育」をすることはないということです。
お客さんが商品を手にしたいと思わせることだけに集中した文章を書くことです。
それ以外のことは、書かないのが鉄則です。
セールスレターを学んでも必ず出てくるのがテンプレートです。
文章の構成をあらかじめ決めてある型です。
型に当てはめて書いていけばある程度のセールスコピーは書けます。
しかし、商品が変わっても同じようなものしか書けないという落とし穴に落ちた状況になることも多いです。
テンプレートを使うのがいけないとは思いません。
テンプレートは使ったほうが楽に書けますし、頭の整理もしやすいです。
これは間違いありません。
重要なのは、組み換え自由なテンプレートを自分用にアレンジすることではないかと思っています。
セールスコピーを書く上で重要なことの一つに、お客さんの心理を読む、あるいは、お客さんを導くということが挙げられると思います。
心理学の応用といえばいいのかもしれません。
こう書くとお客さんの気持ちがこっちに傾くという、お客さんの気持ちを動かくことが重要な要素といわれます。
これはとても難しく、複雑です。
頭ではわかっているつもりでも、文章にすることが難しいことの一つです。
いずれにせよ、商品が売ることが目的ですから、商品が売れないと意味はないのです。
テンプレートを使っても売れないセールスコピーでは無意味なんです。
会話も2つしかない?
会話するように文章を書くということが紹介されることがあります。
これはかなり有効な手段の一つだと思います。
考えるといつもの会話も2つしかないのではないかと思います。
「何かを伝えたい」という会話と、「お願いする」会話の2つです。
一般的な日常会話は、「今日あったこと」「今日知ったこと」「はじめての体験」「目にしたこと」などなど、相手に知って欲しいことを話します。目的は伝えることです。
聞く方も、内容に合わせて、同じことを話ます。聞いた時の意見を返します。応答です。これを繰り返して、会話が成り立ちます。
「お願い」は、何か依頼する時です。訴求するものがある時に使います。「あれ取ってくれる」「この資料を集めてほしい」などなどはよくある「お願い」会話です。
また、「許しを請う」とか「命令」も「お願い」に入るのではないでしょうか。
こうして考えると、会話も文章も目的は大きく2つしかないということになります。
その中で小さく分類されて、コミュニケーションが成り立っているというkとになります。
少し話がそれましたが、文章を書くことは苦手でも、家族や友人・知人、職場の人、仕事関係の人との会話ができるなら、文章は書けるということになると考えてもいいと思うのです。
もちろん、会話にはテンプレートなどないです(まったくないとは言いません。目上の人とはどういう風に会話しようというのは存在しますから)。
文章を書くことを特別扱いするから、余計に難しくなるのかもしれません。
参考までに、音声から文字を起こすことができます。
私は使ったことはありませんが、かなり便利そうだなって感じています。
いつか使ってみたいと思っています。
最後に
ここで紹介した2つの文章というのを説明した書籍は私している限りでは、ありません(あるかもしれません)。
ですから、専門家すれば当たり前の話かもしれないし、バカげた考え方になるかもしれません。
文章を書くのが苦手な私は、まず、どちらの文章を書くのかをはっきりさせるだけでも、ぐっと楽になります。
また、何を書くのかをはっきりしますから、余計なことを書くことも少なくなりました(今もそうですが、話がそれることが多いです)。
ばかばかしいと思われた方もいるかもしれません。
もし、あなたが文章を書くことが苦手だとすれば、頭の中を整理する一つのヒントになれば幸いです。
次回ですが、そもそも「なぜネットビジネスでは文章が重要なのか」について話したいと思います。原点回帰です。