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【文章】読みやすい文章の書き方のヒント

一つ目の記事では、「わかりやすい文章」について紹介しました。

この記事では、人が集まるポイントの2つ目、「読みやすい文章」について話をしたいと思います。

読みやすさを小説とマンガからヒントを得る

小説とマンガのどちらが読みやすいと思いますか?

もちろん、マンガですよね(えっ!?違うって人いる?)

マンガは、絵とセリフでできています。
そして、それは読んでいて、イメージが膨らんできます。
雑誌のマンガがアニメになった時、違和感を感じることはありませんか?
「こうなんだ」って少しだけ、残念な気持ちになるのは、あなたのイメージとずれがあるからではないでしょうか(アニメが実写になった時も)。

小説が好きな人は、イメージを作ることが得意な人ではないかと思います。
文章から、背景、あるいは、セリフの声のトーンなどもリアルにイメージできる人は、テレビドラマのように読み進めていると思います。

文章も同じです。
読みやすい文章とは、イメージしやすい文章だと考えています。

読みやすさとはイメージしやすさと直結している

小説が好きな人は、小説を読みながら、主人公になりきって読んでいるそうです。
私は、読書が苦手ですから、小説などを読んだことがありません(自慢じゃないですよ)。
ですが、主人公になりきって読むというのはわかります。
文章から背景や雰囲気をイメージしながら読んでいるということだとおもいます。

読み手が文章を読んだときに、どういうイメージを持つか?
やみやすい文章のポイントはここにあると考えています。

イメージは段階的に作られる

読みやすい文章は、段階的に、順序よく並んでいます。
それは、読み手の頭の中にイメージが組み立てられるように並んでいます。

3分クッキングをよく見ます。
おいしい料理の完成を見て、材料の紹介、材料の下ごしらえ、調理の手順、味付け、最後に盛り付けて、最初に見た完成品と同じものが出来上がります。
わずか3分です。

読みやすい文章もこれと同じです。

あなたが伝えたいものの完成(結論)を見せ、今の問題点(何もない状態)を明らかにして、解決策を提案(下ごしらえ)、解決策の実践(調理)、結果(盛り付け)は、最初に伝えたものになるようにすればいいのです。

後は、より読みやすいように修飾をすれば、イメージも細部までくっきりしてきます(ここが個性の見せ所です)。

最後に

多くの文章構成があります。
そのどれも、理にかなった文章構成になっています。
そして、それはどれも、「読者が問題を解決するイメージする」ようになっています。

よく、読みやすい文章の構成は「ストーリー」だというコンサルタントの方がいます。
確かに、昔話やマンガはよく覚えています。
ですが、セリフを覚えているかといえば、そうではありません。
昔話やマンガには、「絵」があります。
順序よく話がされる、その時に絵を思い出すことで、イメージしやすくなっているといっていいでしょう。

どんな文章にもストーリーがあります。
ストーリー調に語った文章もあれば、報告書のような肩ぐるしいものもあります。
会社ではプレゼンもあります。
どの文章でも、順序よく並んだ構成で、聴き手や読み手の頭の中にイメージを組み立てられることができれば、読みやすい文章だと考えています。


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