ヤンゴン住宅事情その4
今日は洗濯物の話です。
今日もヤンゴン、というかバガンを除くミャンマー全体が雨季の真っ最中。この雨季は概ね6月10日過ぎから10月10日過ぎまで約4か月間続きます。
暑期が終われば、それまで40度超えだった気温も日中は30度程度、朝晩は26度程度まで下がります。気温は下がるのですが、それまで雨が全く降らなかった乾季、暑期から一転、毎日が重苦しくなる様な曇天で、多分、湿度は70%を軽く超えているでしょう。
気温が下がったのは良いけれど、これで困るのが、
洗濯
カビ
洗濯は乾きません。外に干しておいても、湿度が高く、日差しも弱いので雨が降っていなくとも乾きません。乾いても生乾き。
で、どうするかと言えば、選択肢は3つ。
① ドライヤーを購入してドライヤーで乾かす。
② 室内のエアコンを除湿で1日中つけておいて室内干しを行う。
③ 少しでも薄日がさせば、外に干し(風はそこそこ吹くのよね)、ある程度乾いた状態で、エアコン干し
経験値で言えば、③がベスト、①は乾燥機という高いコストを掛けても、電圧が一定しないのでどうも、高音にならない様で、乾燥機を掛けても生乾き、プラス
匂いが付くので論外。
②は、乾くけど、丸一日以上干さないと渇かない。
という事で、私どものサービスアパートメントの事務所の中は、夜、最後のスタッフが帰るとともに、物干し場と化します。室内に除湿を掛けて洗濯物を干しておけば、翌朝には乾いていますので、あとはアイロン掛けるだけ。
お客様はこんな事は知らないのだろうね。
でも、絶賛停電中のヤンゴンでは、電気が無ければエアコンも動きませんし、ジェネレーターもガスが無ければ動きません。という事で、雨季になるとランニングコストは上昇しますので、全く頭が痛い限りです。
ヤンゴンの個人経営の洗濯屋さんは、出した翌々日に返しますと言いつつ、取りに行ったら、にっこり笑って、「まだできていないよー、雨季だからねー」でお終いだけど、我々はそんな事も言えないので、今日も事務所は夜の物干し場と化しています。
次に、カビの話。
雨季になるとカビます。
先ずは、革靴、ついでに箪笥の中の洋服、果ては冷蔵庫に入れていない食品。
パンなんか買った翌日にはカビています。果物も。
革靴は、シリカジェルを中に入れておかなければ、3日でカビます。洋服ダンスも1週間に1回は風通しをしないと2週間でカビます。
このカビ防止策で活躍するのが、言わずとしれたエアコンと除湿機!!
でも絶賛停電中のヤンゴンでは、ジェネレーターを持っていなければ、2つとも停電すれば単なる箱。役に立ちません。
かつ、停電復旧時には、何故か企画電圧より高い電圧が流れる傾向があって、Safe Guard,または電圧安定機(スタビライザーと言います)が付いていないと
エアコン、除湿機は壊れます。
という事で、「点けっ放しの放置プレイをしたいけど、デン子に怒られるし、修理代が勿体ないので、外出時にはスイッチを切りましょう」=カビる。
こういう悪循環が起きているのがヤンゴン生活事情です。
4回まで住宅事情を書いていますが、なんかヤンゴンはとんでも無い所みたいに思う方もいるかと思いますが、「まあ、まる6年住めば都」という感覚にもなってきます。決して悪い所ではありませんので、お越しをお待ちしております。
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