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ヤンゴン住宅事情その5(交通渋滞)

今日も事務所に来て見たら、絶賛停電中。ニュースに依れば、雨季に入ったにも拘らず、中部、北部ミャンマー地方は例年より雨が少なく、ダムの貯水量が減っていて発電量が上がらないとの事。ヤンゴンは、結構降っているんだけんどね! 伴い、計画停電(無計画停電)は、暫くは続くそうです。それにしても、今年の停電は酷すぎる。まるで5年前に戻った様な状態です。という事で、今朝も発電機が活躍中!!

停電をしないのは此処だけ。

言わずと知れた仏教の総本山的な位置付けの”シェダゴンパゴダ”、と外資導入のフラッグシップ、”ティラワSEZ"。いいなあ、停電しないのは!!

さて、前置きはこの位にして、今日はヤンゴンの交通渋滞に関してです。住宅事情を話す際に欠かせない要素でもあるので。

大前提として、ヤンゴンには、バンコクにあるBTS(軽量高架鉄道=”ゆりかもめ、東京”)も地下鉄もありません。公共移動手段はバスと70年以上前に作られてそのまま利用されているヤンゴン環状線、タクシーのみ。環状線は1時間に2本くらいしかなく、かつ時速30Km程度でノンビリ走る、まるで役に立たない代物(観光の人には良いのだけれど)。という事で、車を持たない庶民の皆様は、バスかタクシーを利用で、てっとり早く自営業をやるには、個人タクシーをやるのが良いので、タクシーの数だけは毎年鰻登りに増えています。さらに、この4年で昔に比べて、車購入(日本製中古車)に対しての税金の税率が200%課税から100%課税になり、昨年からは国内産車両に対しての税金引き下げ、メーカーの用意する自動車ローンの普及により爆発的に車の絶対量が増えています。この結果、起きるのが渋滞!!

昨年、行政は大幅にバス路線の整備を行い、渋滞緩和を目指しましたが、確かに一時的に渋滞は緩和されましたが、正直、「焼け石に水」さらには、タクシー免許の厳格化を行いましたが、これも無駄な抵抗!更には、JICAの主導で道路整備を行い、新しい橋等も掛け、昨年からは、水上バスまで走らせるも、正直、無駄な抵抗に終わっています。追い討ちを掛ける様に、雨季には大雨が降れば、道路が川になってしまい、これも渋滞発生の大きな原因となります。まるで、成長の速度=交通量の増大 対 行政の対応=道路整備のイタチごっこ状態が続いています。交通渋滞の解消はお隣のバンコクでも同じ状況で、BTSを作り、高速道路を作り、地下鉄を作って、一時的に渋滞が緩和されたとしても、成長に伴い交通量、人の移動が増えれば、元に戻ってしまい、今もバンコク市内では、一部では酷い渋滞に巻き込まれる事がままあります。多分、ヤンゴンも同じ道を辿るのだと思います。

住む家、事務所を探す際に、結構、大きな要素を占めるのがこの渋滞と言う問題でして、物件を探す際に、目的地までの物理的距離が近いからと言う理由だけで、物件を選んでしまうと酷い目に会います。目的地(多分、複数)までの物理的距離だけでなく、そこに行き着く迄の道が混むか混まないかを見極める必要があります。距離が遠くとも、道が空いていれば、早く着けますので。実際に、自分が一番使うであろう時間帯に、自分で走ってみて時間を計測する事をお薦めします。特に、ダウンタウンでは、歩いて行った方が早いと言う事が良く起きますので。

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こんにちは。Masamiです。流れ流れてヤンゴン在住既に7年目突入。ヤンゴンで外国人向けサービスアパート、バガンで小さなホテル運営しています。