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ノーウェ=ホームという男

ノーウェ=ホーム その①

ノーウェという男を四字熟語で表すなら「天衣無縫」。あるいは「奇想天外」。
天という言葉は入れておきたい。

主人公ですが、作者の成分がだいぶ投影されているので、主人公にしては皮肉的でかなり口が悪い。笑

キャラを作る上で一番考えた部分は、

戦いの中で戦術を駆使して適した魔法を使っていくということ。

イメージは、ゲームをやり込み過ぎて、普通にプレーしていたんでは見つからないようなことを見つけていく人たち。このボスに、普段使わないこのアイテム、魔法、技が刺さるんだよ……みたいな。あれを見つけ出した人たち、本当に感心します。

ノーウェと他の登場キャラとの一番の違いは、魔法に対する考え方そのもの。

他の学園の生徒たちからあらゆる魔法の第一人者に至るまで、皆、魔法というものを自分を活かす技やスキルと捉えている。

魔法を用いて何者になるか?

宮廷魔導師を目指したり、一流の冒険者を目指したり、魔術研究の道に進んだり、魔道具開発に携わったり……等々。

でも、ノーウェは逆。

彼には「最強の魔導師になる」という父と母の願いを叶えるべく目標はあるけれど、自分が魔法を使って何になるかということは考えていない。

覚えた魔法をどう活かせるか、魔法を活かすために自分がその場その場でどういった存在になれるか……

それがノーウェという魔導師。

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