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世界的シューズデザイナーから学ぶ人脈術。

映画「マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年」(2017年)

主演: マノロ・ブラニク

*オススメしたい人*

・トップデザイナーの思考を知りたい人

・売れる人になりたい人

・ファッション業界の裏側を見たい人

*ストーリー*

ファッションをこよなく愛する多くの女性たちを魅了し続け、ブランド買いを自己申請させるほど、不動の人気を誇る、「マノロ・ブラニク」。
トップシューズブランドのデザイナーでもあり、創業者でもある、マノロ・ブラニクの人生を、時系列で振り返り、現在の活動の様子やプライベートの様子などにも迫っています。
マノロのシューズを初めて取り上げ、世に知らしめた米版「ヴォーグ」編集長のアナ・ウィンターや、トップモデルとして君臨するナオミ・キャンベルやイマン、ファッションアイコンのリアーナ、彼を敬愛する国際的デザイナーのジョン・ガリアーノなどのインタビュー映像も満載で、マノロの交友関係を垣間見ることができます。

*映画の見どころ*

マノロのシューズデザイナーとなるまでの半生を振り返るところから、話が始まっていきます。
幼少の頃、自然に囲まれ、創造性豊かな母親と、語学力に長け、しつけに厳しかった父親に育てられたこと、スイスの学校に通ったり、国連で働いたりした10代の頃の話、デザイナーを志し、フランス、イギリス、アメリカと活動の拠点を変えていった話、有名ファッション雑誌の編集長との運命的な出会いやブランドショップの設立など、トップデザイナーとして、不動の地位を確立していった様子が、描かれています。
また、各界のトップセレブのインタビューも豊富で、マノロが慕われている様子がうかがえます。

*人生の好転レッスン*

独創性に溢れたデザイナーの作品には、見るものを引きつけ、また、身につける人の気分や行動を変えてしまう不思議な力があります。
この映画では、マノロが幼少の頃、自然豊かな環境で育ったことや、「山猫」という映画にとても惹かれていること、中世絵画に描かれた女性の衣装や、古代ギリシヤ彫刻が、作品への大きなインスピレーションとなり、作品にも色濃く反映されている様子が描かれています。
才能あふれるマノロですが、偉ぶったところがなく、名声や財産などには興味がない様子が、
より親しみやすさを感じさせます。
プライベート上のパートナーはいないようですが、適度な距離感を持って人付き合いすることが、創作する上での大事な環境作りのひとつとも言えそうです。


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