Mーnightwalker

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最近の記事

Flowers for ISSAY

2月5日、ISSAY君の献花式。 昨年の8月の突然の訃報は、真夏の蒸し暑い夜に見た悪夢のようだった。ISSAY君との出会いのきっかけをくれたのは櫻井君。その櫻井君も、後を追うように逝ってしまった。まるで申し合わせでもしたように。優しい暗闇の兄弟は、別れも告げることなく、僕たちのもとを去ってしまった。 ISSAY君との会話には、いつも学びがあった。僕が話すことで、ISSAY君が知らないことは無かった。そのたびに思った。この人はきっと、遠い過去から蘇った人なのだと。 ISSAY

    • 親愛なるBUCK-TICKへ

      まず初めに言いたい事は、35年間絶える事なく1つのバンドを続けるというのは、本当に凄い事なのだという事。バンド結成以来、絶え間なくずっと同じ熱量を注いできた証明でもあります。 星野君と話した時、頑張っていなかった瞬間は無いと、キッパリ言い切っていました。 BUCK-TICKがどんなバンドなのか、僕がここで語る必要など全くないのですが、彼らがスペシャルなのは音楽家としてよりもむしろ、その関係性にあるのかも知れません。ずいぶん前になりますが、恵比寿を歩いていた時、ばったりとBU

      • MAZZY FUZZY 2in1 について

        新しくエフェクト・ペダル・ワークス「ENDROLL」を立ち上げたエフェクト・ビルダー山口隆氏と、あらためて今もう一度、ギタリストにとって本当に心地よい "歪み" にこだわったギター・エフェクターの制作を目指し、コラボレーションプロジェクト "土屋昌巳 x ENDROLL" をスタートさせました。 1年以上をかけていくつかの機種のプロトタイプは完成させているのですが、今回僕が特にこだわった、DISTORTION/FUZZとOCTAVERをひとつのボディーに組み込んだ『MAZZ

        • KiKiが教えてくれたこと…何が1番大切?

          みなさんからのたくさんの温かいお心、ありがとうございました。  僕はKiKiのように、お互いを理解できる猫にこれまで出会ったことがありません。彼女は、僕が言っていることや考えていることが理解でき、僕も彼女が伝えたいことや彼女の考えていることを理解することができました。 朝、僕の意識が目覚めた瞬間、KiKiは僕をよく起こしに来ました。 だから寝ているふりなんて、できないのです。 彼女は僕がすでに目覚めていることを知ってたのでしょう。 最近、KiKiの世話や、頻繁に病院に

          こんな時に哀しいお知らせです。

          14年間ずっと僕に寄り添っていてくれた一人娘で愛猫のKiKiが、本日早朝天国に召されました。悪性リンパ腫を発症し、開腹手術から幾度もの抗癌剤投与なと、動物病院の先生や看護師さんたちは全力でKiKiに 尽くしてくれました。心から感謝です。KiKiの事を少しでも知っていてくださった方々に、KiKiからささやかなお返しがあります。 さようなら。ありがとう。 KiKi

          こんな時に哀しいお知らせです。

          静岡日赤病院のドクターからのメッセージです

          この数日でコロナウイルス感染症の患者さんが急増しています。私の病院のコロナ病床は満床になりました。重症者もいます。現場ではすでに医療崩壊のシナリオも想定され始めています。 正直、報道よりも一般のみなさんが思っているよりも、現実は非常に厳しいです。近い将来、本来助けられるはずの命が助けられなくなる事態になりそうだと感じています。今まで、どんな人でも少しでも生きたいという思いがあるのなら、全力で命を助ける医療をやってきました。でも、このまま感染が拡大すれば、「助ける命を選択する

          静岡日赤病院のドクターからのメッセージです