余りがちな鶏皮で甘スパイシーな豆板醤炒め
今日も夜ごはんの話をします。
1日の最後はおいしいものを作って、
1日を締めくくりたいと思い、自炊をしています。
そんな夜ごはんを勝手に紹介しています。
鶏の胸肉を買ったときについてくる鶏皮。
胸肉を買ったら、まずは鶏皮を外して胸肉を保存しています。
外した鶏皮は、細かく切っておいて冷凍して保存をしています。冷凍室にいつまでも保管しておくわけにはいかないので、定期的にお肉の代わりとして料理に使用しています。
今回は、冷凍庫に眠っていた鶏のうま味がたっぷりと詰まった鶏皮を使った料理を紹介します。
■本日の夜ごはん
本日の夜ごはんは、3品。
鶏肉と野菜の豆板醤炒め
浅漬けの長いもとろろ和え
キウイとブルーベリー
▶鶏肉と野菜の豆板醤炒めのレシピ
お肉の代わりに鶏皮を使って料理を作りました。
鶏のうま味が凝縮しているので、十分にお肉の代わりになります。
そんな鶏皮と冷蔵庫に余っていた野菜で
甘スパイシーな野菜の豆板醤炒めを作りました。
みりんと砂糖を入れて少し甘くして、
山椒と豆板醤でスパイシーになります。
ご飯が進みます。お酒のあてにもいいです。
よろしければ、参考にしてみてください。
▶レシピ
鶏皮 :1枚分
茄子 :1本(大きければ、半分)
玉葱 :1/4個
ピーマン :1個
生姜の千切り:薄切り2枚分
豆板醤 :小匙1
酒 :大匙1
みりん :大匙1
砂糖 :小匙1
山椒の実 :10粒程(粉山椒でもいいかも)
▶ポイント
・鶏皮から出る鶏油
鶏皮を焼いているとたくさんの油が出てきます。
好みにもよりますが、仕上がりが油っぽくなってしまうので、ふき取るか「鶏油」として容器に入れて保存するのがいいと思います。
・辛いのが苦手という方は、日本の味噌を使用する。
豆板醤は唐辛子も入っているので、辛いです。
辛いのが苦手という方は、代わりに日本の味噌を使うことでマイルドな味わいに仕上がります。
・豆板醤を炒める。
豆板醤を炒めることで、味わいにコクを出します。
▶手順
一口大に切っておいた鶏皮を冷凍していた場合は、レンジで500Wで30秒ほど加熱する。程よく溶けて炒めやすくなる。
冷たいフライパンに鶏皮を入れて弱火~中火で加熱する。この時に蓋かアルミホイルをしておく。
野菜を一口大に切る。
片面がこんがりと色づいてきたらひっくり返して、もう片面も加熱する。
両面に焼き色が付いたら、鶏皮をフライパンから取り出す。この時に「鶏油」も出てきているので、大匙1程残しておき、あとはふき取るか保存しておく。
中火で切っておいた野菜をフライパンに入れて、片面に焦げ目ができるまで炒める。
鶏皮と豆板醤をフライパンに入れて、豆板醤の香りが立ってきたら、酒とみりん、砂糖を入れる。
水分がなくなったら火を止めて盛り付ける。
山椒を振りかけて完成。
▶+α 浅漬けの長いもとろろ和え
冷蔵庫に2週間残っていた長いもを消費したくて、
すり下ろして、とろろにしました。
ついでに浅漬けも残っていたので、和えてみました。
野菜ととろろの食感の相性が良くて、ご飯がすごく進みました。
おすすめの食べ方です。
▶+α キウイとブルーベリー
今が旬のキウイとブルーベリー。
甘酸っぱいのがやめれないですね。
▶コラム:鶏皮について
鶏皮の食感は炒める時間によってかなり変化します。
例えば、パリパリの鶏の皮にしたければ、長時間炒め続けて、鶏の皮の水分がなくまるまで炒めます。そうするとパリパリになり、カレー粉や塩コショウで味付けをするとお酒のおつまみになります。また、「鶏油」もたくさん出てきます。
今回は、肉の感じを出したかったので、少しぶよっとした食感を残して焦げ目をつける程度にしました。
このように炒め方一つで食感がかなり変化します。
自身のお好みで鶏皮を楽しんでください。
■まとめ
今回は、冷凍庫に眠っていた鶏皮と冷蔵庫に余っていた野菜とで豆板醤炒めを作りました。
山椒を利かして、スパイシーに。
砂糖とみりんで甘みを追加。
甘スパイシーに仕上がりました。
これから暑くなる季節にぴったりの味付けとなっています。