As-Vs Ap-Vsの状態とは?

前回、各ペーシングとセンシングのパターンを紹介しました。

ペーシングとセンシング②

ではでは各パターンの心臓の動きと、心電図に照らし合わせてみていきましょう。

As-Vsの場合。
これは心房、心室の自己脈を感知できているので基本普通の心電図ですよね。

画像2

では、Ap-Vsの場合は?

洞不全症候群 SSS

上の図の波形では途中P波が出なくなり、QRSが抜けちゃってますよね💦
QRSがない→心室に伝達でいない→心室収縮ない→循環ができない→場合によっては失神
となってしまいます😫


これが、洞不全症候群(SSS)です。

なのでペースメーカで心房を刺激します→Ap
そうすると心室に刺激が伝わり、心室の収縮を感知します→Vs
すると、下の図のようになります。

画像4

Ap-Vsの状態になります😉
とにかく、心房をペースメーカで刺激し心室の収縮に繋げます。

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